こんにちは、すずです。
先日、福岡市美術館に「永遠のソール・ライター展(2023/1/18〜3/5)」を見に行ってきました。私自身、写真を撮るのは好きですが、ソール・ライターという人については全く知らない状態で、「写真か〜」くらいの気持ちでこの展示を見にいきました。
福岡市美術館の最寄駅である「大濠公園駅」にもポスターが掲示されています。
9:30〜のオープンで、私は土曜日の11時ごろに行ったのですが、人は多くなく、ゆっくり見ることができました。チケットの購入は現金のみ、グッズの購入はカード可(QR決済不可)でした。
展示は白黒のフィルム写真からはじまり、カラーフィルムに変わり、デジタルの写真も合わせて展示されており、フィルムの歴史も感じられるような構成。
ソール・ライター氏はもともと画家志望だったものの、途中から写真家となりファッション系の写真を撮ってきた方のようでした。ソール氏の撮る写真は、写真のピントを合わせる場所が絶妙で、1枚の写真がのぞきをしているような、なんだかソワソワ、ドキドキするような体験をさせてくれます。
私もフィルム写真を撮り始めて4年が経ちますが、写真を撮るときは、何も考えずに何となく収めたい瞬間を収めてきました。いい写真とは?いい構図とは?ぼんやりと昔受けた美術の授業の時の話を思い出す程度で、構図の話などもあまり考えたことはありませんでした(それよりもフィルムに楽しく触れたいという思いの方が強かった)。しかし、この展示を見たことで、絵画の構図から写真の構図を考える、ということを学んでみたいという気持ちが出てきました。
赤い傘の写真はどこか日本画を思わせるような情緒を感じます。自分も世界のあらゆる絵画を勉強し直して、こんな写真を撮ってみたい、と思ったり。2023年は白黒や120mmのフィルムにも挑戦したいと思っています。その決心をした直後にこの展示を見ることができて、良かったと思います。
展示されていたフィルムは「Kodak TRI X」と印字されたフィルムでした。そして年表には「ローライフレックス」などのカメラを使用していた、ともありました。
ソール・ライターについてはこちらの記事が非常に参考になりました。ご興味があればぜひ。
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