韓国に自由に行けなくなってから、丸2年が経ちました。早いような、遅いような。とにかく韓国に行きたい気持ちが日々募っています。これを読んでいるみなさんも、同じ気持ちだと思います。
コロナになってから韓国に行けなくなってしまったのはもちろん悲しいですが、日本で気軽に韓国の商品を買えるようになったのはちょっぴり良いポイントかもしれません。コンビニやスーパーでも手軽に購入できる韓国の商品も結構増えて、おうちで韓国っぽい食事をするのにはかなり便利になったように思います。
そこで、今回は韓国焼酎を愛する一消費者として、日本で購入した韓国焼酎、いや、ここはあえて「ソジュ」と呼ばせてください…(韓国では焼酎のことをソジュといいます)!ソジュを飲み比べて、その味わいの差をみなさんのご紹介したいと思います。
ソジュも種類が豊富なので、どれを選んだらいいかわからない、何が違うの?という質問をよく受けます。私自身も気になってはいたものの、なかなか実際に飲み比べることはなかったので、初める前からワクワクが止まりません!!
ソジュ界の精鋭、六人衆
今回はこの6種類を飲み比べします。
左から、「チャミスル オリジナル」、「C1(シーワン)」、「チョウムチョロム17.5%」、「イプセジュ」、「チョウムチョロム16%」、「チョウンデー(ジョウンデー)」。
韓国に行ったことがある人なら「チャミスル」、「チョウムチョロム」は見たことがあると思います。大体の飲食店はこの2種類のソジュがあり、好みに合わせて注文をします。
シーワン、チョウンデーは釜山・慶尚南道周辺のソジュ、イプセジュは全羅道のソジュなので、その方面に行ったことがある方なら見たことがあると思います。
まずは結論から。
こちら、完全保存版のソジュ味比較表です。
それぞれの味わい紹介
6本並べてみると圧巻。ギリギリ画面に収まりました。そして、家にあるありったけのソジュグラスを動員させました。
それぞれのソジュは色味の違いはなく、無色透明。
チャミスル オリジナル
近年はソジュの低アルコール化が進み、ソジュは16%~17%前後になっていますが、このチャミスル オリジナルは、オーソドックスなチャミスル フレッシュ(17%)よりも度数が高い20.1%のソジュ。今回の6本の中でダントツのアルコール度数の高さです。
口に含んだ時のアルコールのツンとする感じはありますが、どんな料理にも合うすっきり目の味わいです。
C1(シーワン)
シーワンは韓国語で「시원(하다)(すっきり・爽快)」という意味の釜山発のソジュ。その名の通り、抜群のすっきり感。キリリとしたドライテイストが好きな方は断然これがおすすめ。甘味はほとんど感じないくらいのすっきり感なので、タッカルビなどの甘めな味付けの食事でも中間で口の中をさっぱりリフレッシュしてくれます。
チョウムチョロム 17.5%/16%
チョウムチョロムもソジュ低アルコール化の煽りを受け(?)、この17.5%と16%のチョウムチョロムがインポート品(輸入)として入ってきているようです。
チョウムチョロム(ロッテチルソン飲料)はチャミスル(ハイト眞露)とともに、ソジュ界のツートップ。今回飲み比べてみて初めて2つのソジュの違いを体感することができました。
チョウムチョロムは17.5%も16%も、共にまろやかさを感じます。チャミスルはチョウムチョロムに比べてドライ感がしっかり。特に16%の方は、度数が低いこともあってか、かなり甘く感じます。その甘さは、メープルシロップが入っているイプセジュと同じくらいに感じました。
イプセジュ
イプセジュは全羅道のソジュで、木の樽で熟成させ、メープルシロップも入っているソジュ。飲んでみるとかなり甘く、アルコールのツンとした鼻に抜ける感じは皆無。ソジュのアルコール感が苦手な人はこのイプセジュで決まり!ですね。
チョウンデー(ジョウンデー)
公式日本語表記は「ジョウンデー」のようですが、個人的には「チョウンデー」と書きたかったので、二つとも表記しています。
「良い日(GOOD DAY)」という意味のこのチョウンデーも釜山発のソジュ。16%なので、チョウムチョロム16%と同じ度数ですが、すっきり感はチョウンデーの方が上。すっきり系が好きだけど、他のソジュは度数が高いのが気になる、という方はチョウンデーがおすすめ。
まとめ
今回6種類のソジュを飲み比べてみました。飲み比べの結果まとめは以下の通りです。
一緒に楽しむ食事やおつまみに合わせて、ソジュも楽しんでみてくださいね!
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