佐賀県唐津市の波戸岬にある「トルハルバン」という、
韓国・チェジュ島の石像があるの、ご存知ですか?
なぜ佐賀県の唐津市にチェジュ島の石像があるのか、ご紹介いたします!
トルハルバンとは
![](https://suzu-trip.com/wp-content/uploads/2020/11/insung-yoon-JEqZRseYEMk-unsplash-1024x683.jpg)
このトルハルバンは、トル(돌)=石、ハルバン(하르방)=済州島の方言でおじいさんという意味で、マウル(村)の守護神として建てられたものとして知られています。(五穀豊穣の願いを込めたものとも言われている。)
![](https://suzu-trip.com/wp-content/uploads/2020/11/the-korean-totem-pole-1406860_1920-1024x683.jpg)
上の写真のように「ジャンスン(장승/長丞, 張丞,長承)」といって、
村の入口に建てられた魔除(守護神)のモニュメントを
チェジュに豊富な石で作ったのが始まりではないか、とも言われています。
![](https://suzu-trip.com/wp-content/uploads/2020/11/insung-yoon-yd0fvnhs5QM-unsplash-1024x683.jpg)
ドルハルバンの頭部の形は、帽子を被っているか、
キノコのような形をしていることから
男根を象徴していると言われています。(諸説あり)
詳細はこちらから(韓国語のみ)
トルハルバンのある場所
佐賀県唐津市鎮西町 にある、「波戸岬」というところに
このトルハルバン(ドルハルバン)はあります。
![](https://suzu-trip.com/wp-content/uploads/2020/12/img_0107-1.jpg)
なぜ唐津市にあるのか
その昔、朝鮮半島と九州を結ぶ航路だった「波戸岬」。
海水浴場の入り口には「トルハルバン」の石像が2体設置されています。
このトルハルバンは、2014年に唐津市と姉妹都市を結ぶ
韓国・済州島南部にある西帰浦(ソギポ)市から、
姉妹都市締結20周年を記念して贈られたものということです。
唐津市と西帰浦市との交流は、1991年に西帰浦市が
下水道施設の視察のため唐津市を訪れたのが始まり。
その後、ハウスミカン施設、水産加工施設等の視察や
議員団の相互訪問等で親善を深め合い、
人口、農水産業、観光など非常に良く似た両市は、
1994年9月14日に姉妹都市締結に至った、とのこと。(参考 クレアHP)
まとめ
ということで、唐津市と韓国・チェジュ島の西帰浦市は、
姉妹都市ということで、これまでもさまざまな交流をしてきたようです。
この波戸岬一帯の風景はチェジュの海岸沿いの風景にも非常に似ており、
この場所には九州オルレというチェジュ島にあるトレッキングコースもあります。
唐津にある魅力を一気に楽しめるコースとなっており、
そのコースのゴール地点でトルハルバンに会うことができますよ!
関連記事はこちらからどうぞ👇