韓国のこと

韓国に関わる仕事って何がある?思いつくだけ書いてみた。

こんにちは、すずです。

KPOPやドラマなどから韓国を知り、さらに今、韓国語を勉強していて、今後韓国に関わる仕事がしたいと思ってこの記事に辿り着いた、という方も多いのではないでしょうか?

私は、韓国語を使って、韓国に関わる仕事をし始めてざっくり10年くらい経ちます。社会人になってからの時間の大部分を韓国に関わってきましたが、それでも当初は「韓国に関われる仕事って何があるだろう?」と、いろいろ調べていました。

「韓国語を使った仕事」を選ぶとき、以下のことを基準に考えました。韓国語を使って韓国語ができない人にその言葉の意味を伝える仕事、自分で韓国語を話す仕事。一口に「韓国と関わる仕事」と言ってもかなりいろいろな種類・ジャンルがあります。

そして、約10年、私が担当しているのは観光に関する海外営業担当です。私は観光業界で仕事をしているので、おのずとこの記事では観光に関する内容が多くなると思います。

この記事では日本で働くことを前提に、韓国に関わる仕事は何があるか、どうやってその仕事に就くことができるかを書いていきます。あくまでも私の経験の中の話になりますが、少しでも参考になれば幸いです。

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「韓国に関わる仕事をする」にもいろいろ種類がある。

「韓国に関わる仕事」といってもいろいろあります。通訳、翻訳、貿易、観光…その業界やジャンルは本当に多様です。

まずここで考えたいのが、あなたは韓国の何が好きなのか?韓国語が好きなのか、韓国人と関わるのが好きなのか、韓国のモノ(アイドル・インテリア・洋服・食品など)が好きなのか。自分の興味のあるジャンルを絞ることで、どんな職業がよいかが見えてくると思います。

韓国語が好き通訳、翻訳、韓国語教師など
韓国語を話すことが好き(BtoC)観光業界(航空・ホテル・ガイド)など
韓国のモノが好き(BtoB)芸能業界、輸入など
日本文化を韓国に伝えたい輸出、日本語教師など

韓国語が好き

まずすぐに思い浮かぶのは「韓国語」をメインにした仕事です。「韓国語」を仕事にするのであれば、高いレベルの韓国語が求められます。韓国語ができるからといって、おいそれと気軽にできることではありません。(外国語に理解のない人はここを理解せずに通訳も翻訳も「できるよね?」と仕事を投げてきますが…)

通訳

第三者が話した言葉を自分の中で解釈し、会話の相手に伝えることが主な仕事内容になります。専門分野の通訳になると話者と同程度の知識が必要になり、さらにその専門知識に加え、高い言語能力が問われます。母国語以外として韓国語を勉強するのであれば、韓国語ネイティブと同水準の言語能力が必要です。(TOPIK6級はスタートラインでしかなく、もっともっと訓練・勉強が必要です。)

発話者の言葉を瞬時に理解し、歪曲することなく相手に伝える、発話者の気持ち・言いたいことを汲み取るコミュニケーション能力と、翻訳するジャンルに対する事前の勉強・専門用語の勉強が欠かさない職業です。また、頭の中で日本語と韓国語を素早く切り替えなければいけないので、訓練をしないときちんとした通訳はできません。

翻訳

最近はドラマのセリフの翻訳や、ウェブトゥーンの翻訳など、韓国コンテンツがどんどん輸入されるにつれて、翻訳の需要も増加してきています。

「通訳翻訳」と一括りに言われることが多いですが、私は全く別のスキルの仕事だと思っています。

翻訳の仕事は本を読むのが好きな人で、日本語のボキャブラリーが豊富な方向けの職業。日本語が母語の場合、韓国語で読み解いた本を日本語に訳すことが多くなります(外国語が母語の語彙力を上回ることは稀なため、外国語→母語への翻訳が圧倒的に多い)。韓国語がわからない日本語話者向けでもあるため、韓国文化を理解した上で、その本や文章・セリフを日本語で表現する力が重要です。

韓国語を話すことが好き

私は「韓国語を話している時の自分」が好きだったので、「自分の意見を韓国語で言うような仕事をしたい」と思っていました。そして、転職活動をして就職した先が、この10年間担当している観光に関する海外営業担当です。日本で働き、韓国に商談に行ったり、韓国から来た方をご案内する仕事がメインです。コロナ前は1年365日のうち、100日以上韓国にいるような生活でした。コロナ中は仕事が一気に減りましたが、往来が再開してからは仕事が急に増えました。

観光業界

ホテル、旅館、交通系、空港、航空会社

コロナ以降、海外からの旅行客受け入れを再開してから、常に人材が不足している観光業界はとにかく韓国語ができる人を求めています。特に、福岡を中心とした九州、大阪、京都、東京、札幌などは韓国人観光客も多いため、ホテル、旅館、バス会社などはもちろん、航空会社や観光案内所、韓国人観光客に人気な飲食店など、探せばいろいろな求人が出ているはずです。

これらの仕事は「BtoC(Business to Customer)」にあたるため、韓国語を仕事にする翻訳・通訳よりは言語レベルは厳格では無い印象です(もちろん、レベルが高いにこしたことはありませんが)。旅行に行ったときに、ホテルのフロントの方が日本語ができると嬉しいですよね?その感覚です。ただ、航空会社などは韓国語に加え、英語もマストになるところが多いようです。。

観光ガイドなどでも韓国語を使って活躍している人は多いです。観光地の知識に加え、言語スキルがあると、そこを訪れる外国人観光客に対してガイドができます。また最近は空港のスタッフなども慢性的に不足しているので、韓国語を使った仕事の経験をしたい・まずはやってみたい、という方は空港でのアルバイトなどもやってみるのもおすすめです。

韓国のモノが好き

近年、KPOP、ドラマ、映画、エッセイなど以前にも増して、種類も多くなって日本国内に入ってきています。韓国の食品なども一般的なスーパーでも豊富になってきましたよね。それぞれに関わっている人がいます。ということは、それぞれに韓国に関する職が存在しているということです。

芸能業界

KPOPなどから韓国と関わる仕事をしてみたい、と思った人はきっとこの業界が一番気になることでしょう。

KPOPや俳優に関わる

KPOPや俳優に関わる仕事はパイとしてはそう多くありません。あったとしても中途経験者欠員補充という程度。私も以前、韓国で活動しているタレントの日本活動を担う事務所で働き、マネージャーをした経験がありますが、大手は大卒がマスト(というかスタートライン)になっているように感じます。私が働いたときは人からの紹介だったので、関連の仕事やアルバイトをしたり、多くの人と知り合って、芸能関係の仕事に就きたい、という話をしておくといつかそれが紹介に繋がるかもしれません。

ドラマや映画に関わる

韓国のドラマや映画も冬ソナブームの頃から絶大な人気を誇っています。最近はNetflixなどの動画配信サービスなどが発達してきているので、以前よりも一層人気が高まっているように思います。そのドラマや映画の配給などに関わる仕事も多くあります。

日本文化を韓国に伝えたい

韓国に日本文化を伝えるような仕事もあります。たとえば、日本商品の輸出に関する仕事や、日本語教師などです。

輸出

日本のものを韓国に輸出する仕事でも韓国語を使う仕事は多くあります。ただ、輸出系はビジネスで韓国語を使用するので、TOPIK6級は必要だと思います。電話やメールでのやり取りが多くなると思うので、韓国語でのコミュニケーションが問題なくできるような韓国語のレベルが必要です。

日本語教師

日本語に対する理解と、それを韓国語で説明するスキルが必要になります。特に初級を教える際には、韓国語で説明を交え説明することなども出てくるでしょう。

まとめ

ここまで韓国語を使った仕事をご紹介してきました。また思い出したら随時加筆していこうと思います。

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韓国を仕事にするかたわら、ブログを書いています。コロナ前は365日のうち100日くらいは韓国にいたので、そのくらいまで戻したい所存です🙏

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