韓国のこと

【韓国留学の本音】語学堂に通っても韓国での人脈は広がらない!?実際の語学堂生活をご紹介します。

すず

<この記事を書いた人>

✔ suzu-trip 運営者

✔ 神奈川県出身

✔ 福岡在住10年目(2024年現在)

Twitter

Instagram

 

先日、ある方からお問い合わせをいただきました。

 

語学堂だと周りも韓国外から来た方ばかりで、あまり韓国での人脈などが広がらないのかなと思ったのですが、実際どう感じましたか?

 

そう、この「韓国での人脈広がらない疑惑」。

私も留学前によく噂で耳にしていました。
そこで、実際に韓国に留学してみて、どうだったか、
私の実体験をもとにご紹介してみようと思います。

 

私は延世大学語学堂に通っていました。
そのときの話をご紹介します^^

 

スポンサーリンク

実際の語学堂のクラスメート出身国内訳

私が通っていた時は、韓国は空前の中国旋風が吹き荒れ、
中国企業の進出や中国向けのマーケティングが最盛期と言われるような時期でした。
そのせいもあってか、学校には中国からきた人が7割。
(今も似たような比率でしょうか?)

 

留学前も韓国語の先生から
「中国から来る学生も多いから、それに釣られて
中国訛りの韓国語にならないように気をつけてね。」と言われました。

 

私のいたクラスは10名のクラスで、男性4名、女性6名
中国4名、北欧1名、アメリカ2名、日本2名、ロシア1名でした。

 

(私が通っていたのは、午後クラスだったので午前クラスに比べ、
学生も少なく、日本人の割合が比較的低いという話もありました。)

 

他のクラスもおおよそ似たような比率だったように思いますが、
全体的に見ると中華系の学生は(体感として)かなり多かったように思います。

 

学校に通うだけで出会える韓国人は?

課外活動など何もせず、「ただ語学堂に通った」と仮定して、
出会うことができる「韓国語ネイティブ(韓国人)」は、スバリ。

 

学校の先生だけ!

 

です。

 

 

日本に置き換えて考えてみてください。

 

学校と家(一人暮らしor寮)の往復。趣味は特になし。

 

この生活パターンであれば、
学校のクラスメートとの交流以外、他の人との接点はないと思いませんか?
まぁ、寮に住んでいたとしたら、寮の管理人さんや
その関係の方と挨拶を交わす機会はあるかも知れませんが、
それ以外はクラスメート&先生以外の接触はないでしょう。

  

留学先でも学校と家の往復になると、コミュニケーションを取る人は限られ、
現地民と知り合ったり、コミュニケーションを取る機会は少ないです。

 

大学に通って、周りが韓国人ばかり!という環境ならまだしも、
語学堂のみ通うのであれば、現地民(韓国人)と知り合う機会はほぼありません。

 

そして、語学堂の先生の大半は女性で、
男性の先生は多くありません。
(今も大きく変わってはいないでしょうか。)

 

そのため、私は学校を卒業した時に(在学中にも)、
「男性の声」の聞き取りが非常に苦手でした。

 

学校での授業以外に補うなら、
Youtubeなどで男性の話す
韓国語の聞き取り練習をするといいかも!

 

 

現地民(韓国人)との接点を増やすにはどうしたらいい?

大学への正規留学では現地学生との接点も多くあるかもしれませんが、
語学堂留学となると「韓国(外国)に韓国語(外国語)を
学びに来ている学生」と出会う機会は多くとも、
現地民と出会う機会がなかなか無い、というのが実際のところでした。

 

ここまで、「語学堂だけ通っただけでは韓国人とは知り合えない!」と書きました。
でも、せっかく韓国に行って留学までしたのに、現地民と知り合えないなんて!と、
がっかりするのはまだ早いです。

 

では、どうすれば現地民と接点を作ることができるのか。
下に思いつく限り案を挙げてみます。

 

  • バイトをする
  • 教会の奉仕活動に参加する
  • KPOPや韓流タレントのファンであればその現地ファンとの交流をする
  • 習い事に通う
  • 外国人と現地民の交流イベントに参加してみる

 

バイト

バイトは多少なりとも韓国の「実生活」に入り込み、
現地民の同僚と話す機会も増えるので、良い経験になると思います。
ただ、クラスメイトの中には韓国語を学びに来ているはずなのに、
バイトがメインになったり、バイトで疲れて学校に遅刻してきたり…
という本末転倒タイプの人もたくさんいたので、注意が必要かもしれません。

 

奉仕活動

渋谷の街をチリトリとホウキで清掃する人のフリー素材

教会ではゴミ拾い活動などの奉仕活動をしているところが多く、
宗教に問題がないようであれば、参加してみるのも一つのテだと思います。
特に宗教に関心がなくても、奉仕活動(ボランティア)だけの参加も可能なところもあるようです。

 

(ただし、新興宗教なども多いため、そこは警戒が必要な部分でもあります。ちなみに私は参加したことはありませんが、学校の先生に行ってみたら?とおすすめされたことはあります。)

 

私は、知人の紹介で現地の極小タレント事務所で、
ゆるい翻訳などをボランティアで手伝ったりしていました。
その時はとにかく「韓国語のネイティブスピーカー」と会話がしたかったので、
会話の練習と思ってボランティアしていました。

 

ファン同士の交流

KPOPや韓流タレントのファン同士の交流は、
個人的に一番効果的なのでは、と思っています。
(私もかつてそうだったのでw)

 

好きな人の情報を取ったり、自分の思いを伝えたりする上で、
現地民との情報交換は欠かせません。

 

詳しくはまた別の記事で書きたいと思いますが、
愛のパワーは計り知れません!!!

 

推しのためなら言語習得もなんのその!という気持ちで、
必死に単語を覚えていたときのことが思い出されますw

 

習い事

習い事に行くのも良いのではないでしょうか?

韓国は「학원(塾、習い事)」という教室がたくさんあります。
ネットで検索したり、語学堂の掲示板などにも情報があったりするので、
参加してみると現地民との交流のきっかけになるかもしれません。

 

また、そういったクラスに参加することで、
同じことに興味のある人とのつながりができたり、
興味のあるジャンルの単語力が増えたりするかもしれません。

 

私の友人の中には、韓国でメイクアップのクラスに通っている子もいました!

 

現地民との交流イベント

外国人と現地民との交流イベントの告知は、
語学堂の掲示板にもお知らせが貼ってあったり、
今ならSNSで検索するとたくさん出てくると思います。

 

ランゲージエクスチェンジや、交流会など
ジャンルは様々あるので、
検索して好みにあったイベントに参加するのが良いと思います。

 

まとめ

私も語学堂時代は韓国人の友人はそこまで多くありませんでした。
私の実体験から言うと、現在の仕事をし始めてから、
仕事繋がりなどで知人が増え、その中で友人が増えていった感じです。

 

そのため、留学期間中に知り合った現地の友人はそこまでいません。

 

語学堂では、日本語を母国語とするチームとはあまり連まずにいましたが、
留学初期は日本語が話したくて話したくて、ストレスでした。

 

留学初期にはお互い日本語を母国語とする人と
慣れない留学生活のストレスを発散しながら
会話を楽しむのも良いのでは、と思います。

 

そして、ただ単に、スピーキングの練習をするのであれば、
いろいろな国出身で、共通言語が韓国語しかない友達と
コミュニケーションをとることが練習にもなると思います。

 

人脈に関して言うと、個人的には、人脈ってそもそも
「異文化交流パーティーに足繁く通って、いろんな人と広く浅く知り合って、、、」
と、頑張って広げるものではないと思っているので、
これを読んでいるあなたに魅力はあれば、
その繋がりはどんどんと広がっていくことと思います。

 

言語の上手下手に限らず、
人としてのマナー、敬意、礼儀などがない人とは
仲良くなりたいとか仲を深めたいとか思いませんよね?

 

自分を見つめ直しながら、多くの人と触れ合う機会をもつことで、
人脈は自然に広がっていくことでしょう。

 

何かチャンスになりそう、と思えば積極的に行動してみてください。 

 

やってみてダメならまた考える。

 

トライアンドエラーを繰り返しながら、
自分の思い描く未来に近づくように動いてみることをおすすめします。

 

 

すず

<この記事を書いた人>

✔ suzu-trip 運営者

✔ 神奈川県出身

✔ 福岡在住10年目(2024年現在)

Twitter

Instagram

Twitterで最新情報発信中!

\インスタでも情報発信中/

スポンサーリンク
\ SHARE /
\ Follow Me! /
Profile
アバター画像

韓国を仕事にするかたわら、ブログを書いています。コロナ前は365日のうち100日くらいは韓国にいたので、そのくらいまで戻したい所存です🙏

お仕事依頼について
お問合せ

\ Follow Me! /
suzu-trip
タイトルとURLをコピーしました