こんにちは、すずです。
先日(2022年4月)ご招待をいただき、クイーンビートルの博多港〜門司港のツアーに参加してきました!この記事ではクイーンビートルの全貌と、門司港〜下関・唐戸市場の魅力をご紹介します。
博多港発・門司港行きツアー
この日は、朝8:30に博多港集合だったため、少し早めに家を出て、博多港国際ターミナルに向かいました。博多港は国内ターミナルと国際ターミナルがあり、国際ターミナルはマリンメッセの奥の方に位置しています。
国内ターミナルはマリンタワーの方(国際ターミナルの少し手前側)にあり、長崎県の対馬・壱岐に向かう船などが発着します。
福岡は日本海に面しているので、「釜山行き」の看板も見ることができます。
この標識に合わせて進むと、博多港国際ターミナルが目に入ります。
久しぶりの博多港国際ターミナル!
久しぶりの博多港国際ターミナル到着。
コロナ前、博多〜釜山便がまだ運行していた頃は、しょっちゅう行っていたターミナルですが、コロナで便が無くなってからは、めっきり行くことが無くなってしまっていました。
今回は国内線での乗船のため、釜山に行くときの手続きとは違うスタイル。
利用客がめっきり減った博多港国際ターミナル。お店はほぼ撤退してしまっています。早く活気のある姿が見たいですね😭
チケットカウンターで受付
乗船ルートは外から!
国際線ではないからか、一度外に出てからの乗船でした。
船内を紹介します
乗船してすぐ、客席に上がるにはこの階段を上がります。
階段の左にはリフトがあります。しかし、このリフト、航行中はリフトの使用ができないようなので、ご使用の予定がある方は気をつけてくださいね。
デッキに出ることができます
3階にはサンデッキがあり、外の風を感じることができます。この日はデッキに人が多すぎて写真撮るのも断念してしまい、写真がありません😭デッキは思ったよりもかなり狭かったです。
たっぷりの収納
クイーンビートルの内部にはたっぷりの収納があります。ビートルに乗ったことがある方はわかると思いますが、ビートルの時とは比べ物にならないくらい広いです。
日韓でサイクリングを楽しめる!?自転車も積み込める船内
内部にはスロープがあり、きつい階段を上ることなく2階に上がることもできます。
このスロープは自転車を船内に持ち込むことも考えて作られているようで、スロープを上り切ったあたりのところにサイクルスタンドがあります。
サイクルスタンド
停められる台数は10台。かわいい自転車のマークが目印です。
サイクルスタンドのすぐ横には、収納エリアやロッカーなどもあるので、自転車旅の荷物などもここに収納できそうですね。
2階 客席
いよいよ、客席をご紹介です。こちらは2階のエリア。
客席や、外の眺めを楽しむことができるカウンター席もあります。
カフェ&バー
2階には「カフェ&バー QB」があります(QBチーズかと思ったけど、クイーンビートルの頭文字でした…)。
カフェバーのメニューはお酒のおつまみや、軽食、デザートと豊富な取り揃え。キムチチヂミやヤンニョムチキンなど、韓国路線だったビートルならでは(?)のメニューも!
ノンアルコールカクテルは、中洲の銘店「バーヒグチ」とのコラボ商品。
キッズゾーン
キッズゾーンは2階席の一番奥に位置しています。キッズサイズの入口のため、大人の私は外から見るだけにしておきました😂
3階 売店
3階エリアの中央部には売店があります。売店というにはおしゃれすぎるくらいのショップ。スーベニアショップといいたい佇まいです。
この船の今回の終着地である門司港の地ビールなどの販売もあり、行く前から門司港にきた気分になって、わくわくします!
さすがJR系!国鉄コンテナのエコバッグなども販売されていました。買おうかと迷って買わなかったのが今でも心残りです😢
福岡各地の名産品がたくさん販売されており、どれをお買おうか迷ってしまいます。
売店の中の韓国商品
さて、ビートルはもともと博多-釜山を結ぶ航路でした。そのためか、クイーンビートルの中の売店には、韓国商品もあり、とても嬉しい気分になりました!
マッコリ、ラーメン、ソジュ、ビール、スナックなど、韓国の商品がずらり。中の韓国商品はイエスマートプレゼンツの模様。
この日は「韓国行きたいけどなかなか行けないからねぇ。気分だけでも、と思ってビートル乗ったんだけど、こんなのも売ってて嬉しいよー」とレジの方に話しかける初老の男性。私も後ろに並びながら、心の中で「わかる!!」と激しく頷いていました。
クイーンビートル限定商品
売店でも特に目を引いたのが、このクイーンビートルの記念グッズ。真っ赤な船体と同じ、赤いグッズがずらり。トートバッグ、ピンバッジ、マスキングテープ、ワッペン、文房具など多くのグッズが販売されていました。クイーンビートルに乗った記念にひとつ購入したくなってしまいます!(私はグラスを買いました)
3階 客席
3階の客席はチケットのQRコードを入口のスキャナーにスキャンしてから入ります。
景色を楽しむ窓際の席はこのようなシート。
座席は前方部分から埋まって行っているようで、その座席争奪戦に乗り遅れた私はショボンとしていましたが、後方部の座席に座ってみると、飛行機のビジネスクラスのような座席…!リクライニングしても後ろの席に影響がなく、ほぼ横になって休めるような座席です。
争奪戦でビューの良い席は取れなかったものの、お手洗いや入口・売店も近い座席に座れたので、私的にはかなり満足!
クイーンズラウンジ
3階のエリアにもカフェ&バーがあり、その名も「クイーンズラウンジ」。
基本的なメニューは2階のカフェ&バーと同じでした。
バーヒグチのシンボルでもある生姜の樽が置いてあります(中洲にある「バーヒグチ」のモスコミュールはとっても有名なのです…)。
PayPay、ネクスペイ、各種カードでの支払いも可能です。
チキンとドリンクを注文してみた
ヤンニョムチキンと唐揚げのハーフ&ハーフ、Barヒグチ プレゼンツ・ノンアルコールカクテル「クイーンズスカッシュ」を注文。
かつてチキン警察といって、福岡にある韓国チキンを食べ比べてレビューすることをしていたので、ここでもチキンを見た瞬間に反応してしまいました😂
ノーマルは塩気の強めな唐揚げ、ヤンニョムは唐揚げをコチュジャンソースで和えた感じの味わい。ビールがよく進みそうな味付けですが、そのままだとちょっとしょっぱいかも。
キッシュとポタージュのセット
取材ということで、おしゃれなメニューも注文してみました。さつまいものスープと、ズッキーニとベーコンのキッシュです。キッシュは3種類あって、カウンターの方にどれが一番美味しかったか聞いたら、ズッキーニのキッシュ!とのことだったので、それを注文。
今回の到着地である門司港は「バナナの叩き売り発祥の地」でもあります。バナナを使った「門司港バナナカクテル」。ノンアルコールカクテルとのことなので、お酒が苦手な方も楽しめそうです!
門司港に到着!
さて、3時間のゆったり航海が終わりに近づくと、門司港にある建物が見えてきます。その名の通り、門司港は港として栄えた場所。いつもは観光で来る程度で、港だったという存在を忘れがちになりますが、こうして船で来ると「港だったんだ!」と改めて気付かされます。
ターミナルってあったっけ?と思うのも束の間、臨時感満載な場所で下船となります。クイーンビートル運行からあまり日が経っていないこともあり、見物の方もおおくいらっしゃっていました。
ちょっぴり心もとない橋?で下船。
降りた後、振り返ってこの橋を見て、「折れなくてよかった」とほっと胸を撫で下ろしたのは、ここだけの話。
船からの景色を楽しむためのゆったりした旅だったので、博多港から門司港まで3時間程度の時間を要しましたが、ふかふかの椅子でリラックスしながら船の旅を楽しむことができました。
早くこの真っ赤なクイーンビートルが、日韓の間を行き来する日が来るといいなと切に思います!
その時はまた絶対乗船してみたいと思います^^
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