コラム

【福岡を離れたくない理由】三日で決めた福岡移住。

 

みなさま、こんにちは。
福岡留学7年目、神奈川県出身のすずです。
最近は韓国の記事ばかり書いていましたが、
今日は福岡のことも書いてみようかと思います。

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なぜ福岡なのか。

まず、私は福岡在住を3日で決めました。

福岡に来るまでは、「博多空港」なのか「福岡空港」なのか、
「福岡駅」なのか「博多駅なのか」、
「天神がどこにあるのか」という基本的な情報も何もなく、
さらに山口県までは雪が降るのはわかるが、
海(関門海峡)を越えたら、沖縄と同じ気候だろう!と、
なぜか良くわからない思い込みがあり、
冬でもTシャツでいいのかと勝手に思っていました。(笑)

 

いいですか。関東在住の皆さん。

 
福岡は寒いです。
スキー場もあります。
雪も降ります。
特に冬は、日差しが少なく雨の降る日も多いため、
関東より寒いような気がします。

 

さて、話を元に戻します。

なぜ福岡なのか。それは・・・

 

なんとなくです。←

 

当時、私は韓国留学を終え、
紆余曲折を経て東京で仕事をしつつも、
自分の知らない土地で住んでみたい、とぼんやりと思っていました。
その時の職場は韓国語は使わない職場だったため、
「韓国語を使った仕事をしたい」という思いもずっとありました。
もやもやした思いが募りに募って、
東京で最後に通った職場を退職し求職活動したものの、
なかなか思うような求人が見つからずにいました。

 

もともとぼんやりと自分の中にあった
「自分の知らない土地で住んでみたい」という思いも日に日に大きくなり、
求人も関東圏だけでなく、全国区で探すことにしました。

 

自分なりに条件を決めました。

 

母親の実家が青森ということもあり、
青森で学生生活を送ったこともありました。

 

そのため、雪国の大変さを知っていたため「雪が降らない地域」。
(当時ペーパードライバーだったこともあり、雪道の運転は不可能と判断。)

 

大都会東京(出身は神奈川ですがw)で、
人生のほとんどの時間を過ごしたため、
いきなりTHE田舎!に行くのは危険なのでは?と思い、
「ある程度都会なところ」も条件に入れました。

 

そこで、広島・岡山・四国・山口・九州・沖縄あたりが候補となり、
求人情報を探しつつ、実際に移住して住んでいる方々のブログを読み漁りました。

そして、福岡の海の写真を見て、
「沖縄みたい!!!なんて綺麗な海なんだろう!!」
と衝撃を受けたのも福岡移住を決めた大きな理由です。

提供:福岡市

候補地福岡の下見

移住するかもしれない場所を一度下見をしようと、
行ったことのない岡山と福岡の下見に行きました。

福岡の下見は2月でしたが、
「福岡は沖縄と同じ圏内」という謎の固定観念があり、
Tシャツで行ってもいいかな?なんて、思ってました。
(関東圏の方は分かるはず。天気予報の地図では
沖縄と九州は同じエリアで囲われているため、
脳内は完全にその絵図のイメージでした。)

 

しかし、行って大違い。みぞれ交じりの雪。
海が近いからか、東京よりはるかに寒く感じました。


「本当に来ますか?」

同時進行で求人を探すために求人情報サイトを見たり、
ハローワークに通ったりして、
「韓国語」というワードが入っている求人は
全て記憶するくらい毎日検索をしていました。

 

そうこうしている間に、現在の職の求人を見つけ、
早速面接を受けることに。(この時まだ関東にいます。)

 

当時はニートだったので、仕事さえ決まってしまえば、
あとは場所はどこでもいいや、という楽天的な考えでした。

 

求人にはハローワークを通し、応募。

 

ハローワークから求人元に
「応募したい人が来てますよ。」と電話をし現状確認をしてくれるのですが、
その時「横浜市のハローワーク」から電話が行き、
いたずらじゃないのか?と話題になったそうです。(後日談w)

 

書類を送付し、次の週に面接日が決まったため、
航空券の手配とホテルの手配をしました。

 

2泊3日の旅程で、面接日は真ん中の日です。

 

前乗りをして、その日は早めに休み、面接に挑みました。

 

面接自体は問題なく終わり、
終了後は福岡観光を楽しみもうと街に繰り出しました。

 

丁度、以前働いていた会社の同僚が福岡出身だったため、
美味しいお店を聞いたところ、
「どこ入っても大体美味しいよ」と言われ、
その言葉を信じて、ホテルのすぐ裏に有った小料理屋に入り、
活イカ丼を食べたことを今でも覚えています。

 

いけすから捕ったイカを目の前で捌かれ、
それをツマの大根とシソが添えてあるご飯の上に盛ります。
「おまけだよ!」と、茹でたタコのぶつ切りものせてくださいました。

 

「福岡の人はなんてあったかいんだろう」とそこで既に感じていました。

 

おいしいイカ丼を食べ、宿に戻り、
緊張が解けたのかぐっすりと眠りにつきました。

 

怒濤の福岡滞在二日目

夜が明け、ホテルのチェックアウトを済ませたら飛行機の時間まで、
市内散策をしようと思い、天神に向かいました。
(このときまだ、天神がどこなのか、
どんな距離感なのかすらよくわかっていませんw)

 

朝ごはんのついていないプランの宿泊だったため、
天神地下にある「エスプレッサメンテ illy」で朝ごはんを食べようと、
モーニングセットを頼み、窓(?)際の席に座って、
コーヒーに口をつけた瞬間!!!!!

 

面接の結果報告の電話が鳴りました。

 

「合格しましたけど、本当にきますか?」

 

え???????wwwwwwwwwwwwwww

 

本当に来ますか、って何wwwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

と、頭の中がパニックでした←

 

が、二つ返事で「はい!是非宜しくお願い致します。」と返事をし、
電話を切りました。

 

勤務日は、次の週の後半でした。

 

受かった!!!!!!!!!!

は、いいものの・・・・・

 

家ないやん\(^o^)/

 

とりあえず、その日の福岡市内観光はあきらめ、
不動産屋に直行し、そのまま内見まで済ませました。

 

弾丸過ぎる。

 

今、振り返って考えても、バカだなぁ、と思いますwww

「3LDKくらいから見ましょうか?」

東京都内での一人暮らしとなれば7万円~が相場だと思っていたため、
特に市場調査もせず、
「東京よりは駅近・広めの部屋になればいいかな」という思いで、不動産屋で
「一人暮らしなんですけど、7万円くらいの予算で見てもらえませんか?」
と言いました。

 

が!返ってきた言葉は、

「3LDKくらいから見ましょうか?」でした。

 

えwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

そんなに広くなくていいですwwwww
見えない部分あると怖いし←

 

 

結局、ワンルーム~1DK程度の物件を見て、住む家を決めました。

 

家契約のハンコも押さなければいけないので、
書類を諸々もらい、ひとまず東京に帰りました。

 

急遽始まった福岡生活。

というわけで、次の週から福岡生活が始まりました。

 

はじめは、新居の清掃が間に合わなかったため(急すぎて)、
ホテル生活を4日ほどしました。

 

家の清掃が終わって、すぐに入居し、本格的な福岡生活がはじまります。

 

友達もいない。初の完全なる一人暮らし。
初めていく会社。聞きなれない九州方言。

 

全てが新しく、新鮮でした。

ゴミは夜収集!

一番衝撃だったのは、福岡市内はごみ収集が夜にあるから、
朝バタバタしなくてもいいということ!
朝バタバタ派の私にとってはとっても嬉しいことでした。

 

関東でメインである「西友」は、
「サニー」という名前で展開されているのにも初めは慣れなかったです。

 

ばってんって本当に言うんだ!

職場はもちろん福岡のローカル住民ばかりで、
生粋(?)の関東民は私だけ。

 

そこで大問題。

  

言葉が聞き取れない!!!!!!!!!!!!!!!!\(^o^)/

 

福岡県南部出身の方が「ばってん」と
ドラマや西郷さんのセリフ(イメージ)でしか
聞いたことない言葉を話しているのを聞いたとき、
目がきらめくほど(?)感動しました。

 

方言は関西が激しい。という固定観念を持っていましたが、
九州もとんでもない方言に聞こえました。(今はもう慣れてしまいましたがw)

 

東北の言葉は母親の出身でもあったため、
小さいころからおじいちゃんおばあちゃんたちと会話をしたりしていたので、
東北方言は理解ができますし、
関西の方言はテレビやメディアなどでの露出が多いこともあって、
イントネーションや標準語とは全く変わってしまう単語も
(少しなら)なんとなく分かりますが、
九州は全くわかりませんでした。

  

関東の文化圏は全く別。別のお国です。

 

離合(車や人が細い道で行き交うこと)、
「~からですね」の乱用、
語尾がかわいい(~やけん、~っちゃけん、~やん)などなどまだありますが、
非常に毎日が新鮮、かつ頭がパンクしそうでしたwww

 

日本語なのに意味が分からないどうしよう!!!ってwww

 

さらに、初年度の担当は「伝統工芸」で、
職人の方は大体田舎にお住まいで、お年を召した方々ばかり。
対面でも聞き取れないのに、電話で話をする、なんてことも多くあり、
なまりの強い地域に電話を掛けなければいけないときは、
先輩にお願いしていました。(笑)

 

一年目、めちゃくちゃ大変でした。


魔法のことば『福岡めっちゃいいですよね!』

この言葉さえあれば、福岡でやっていけると思います。本当です。

 

福岡県民の福岡に対するプライドは半端ないです。
「福岡のことはまだよく知らないけど、福岡めっちゃいいですよね!」と
言おうものなら、「そうやろ~?福岡いいやろ~?」と、
ほとんどの方が自分の持っている情報を教えてくれると思います。
福岡愛が半端ないのです。


福岡県民常連グルメを知るには?

「今度福岡行くんですけど、どっかいいところありますか?」という質問は
辞めた方が良いかと。
基本的にどこに入っても平均的に美味しいという答えが返ってくるはず。

 

どう聞くのがいいか?

 

答えは、、、
「福岡に行ったときにもつ鍋を食べようと思って○○屋に行こうと思うんだけど、
他においしいところある?」という聞き方をすること。

 

福岡は食のまちと言われるように、
「とんこつラーメン」「もつ鍋」「水炊き」「博多うどん」
「鉄なべ餃子」「やきとり」等々、名物が多い。

 

どのお店でも基本的には平均的に美味しいですが、
その中でも特に美味しいおすすめのお店情報をゲットするには、
上記のような聞き方をするのがおすすめです。

 


3日で決めた福岡移住。

後半少し話がそれましたが、結果的には福岡移住してよかったと思っています。
不動産屋さんの話などでも、東京から出張で来て、
そのまま移住してしまう人も多いですよ!と、良く聞きましたが、
今ではその気持ち良くわかります。

 

完全なる田舎ではないのもあって、
個人のプライバシーはきちんと守られていると思うし、
東京よりコンパクトなため、通勤もラク。
車で一時間くらい行けば、海や山、温泉にもすぐ行ける。
ストレスが本当に少ないです。

食事も美味しいし、安いし。
スーパーで売っている野菜なども安く、常に新鮮な九州野菜が手に入ります。
水や牛乳、お米も九州内で生産されたものが流通しているので、非常に嬉しいです。

 

また、福岡空港は都心から2駅、10分なため、国内移動や海外移動の負担も少ないです。
(私の場合、特に韓国路線が多いのもよかったことの一つ!)

 

福岡から韓国へのアクセスは、船もあります!

 

こちらの記事もぜひご参考ください!

 

ということで、私は強く、福岡移住をおすすめします!\(^o^)/

別の視点からの福岡はまた別の記事でアップしようと思います :)


 


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韓国を仕事にするかたわら、ブログを書いています。コロナ前は365日のうち100日くらいは韓国にいたので、そのくらいまで戻したい所存です🙏

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