先日、今話題の「NIPPONIA HOTEL 八女福島庄屋町」に宿泊してきました!
とっても素敵な宿だったので、ご紹介致します!
八女市
まず、福岡の八女市は、「八女茶」と呼ばれるお茶の産地で、
(特に「玉露」が有名)お茶の品評会でも何度も一位を取っています。
また、日本酒の産地としても有名で、
「喜多屋(きたや)」と、繁枡(しげます)で有名な「高橋商店」が
八女市の二大酒蔵となっています。
また、八女の中心街には昔「筑後福島城」というお城があり、
今でも城下町の雰囲気が感じられるエリアが残っており、
このNIPPONIAがある周辺も昔の風情ある建物が多く立ち並ぶエリアです。
もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
最近は、八女の福島エリアには、
筑後(福岡県南部地域)エリアの伝統工芸品などをおしゃれに扱うお店や、
伝統的な家屋をリノベーションしたカフェや宿なども増え、
1泊2日巡るのにぴったりなエリアとなっています。
福岡市内から高速利用で1時間、
電車でも博多から羽犬塚駅まで約1時間
(八女市中心街はそこからバス)で行くことが出来ます。
チェックイン
今回の日程は、仕事終了後~次の日1日の一日お休みを取るパターン。
平日の1泊2日での旅行でした。
仕事が終わって、車でビューン!と八女に向かい、
7時過ぎにはお宿に到着しました。
玄関を入るとすぐにフロントがあります。
チェックインカウンターの前には、
小さなバー「恵比寿酒場(SAKE BAR EBISU)」があります。
コロナ感染対策
チェックインする旨を伝えると、テーブルに通され、
必要書類の記入の前に、検温とアルコール消毒で手指の消毒をします。
体温計は非接触のタイプです。
ウェルカムドリンク(八女茶)
まったりとまあるい味の八女茶と、
ほろほろと崩れるブルードネージュのようなお菓子、
メレンゲを焼いたお菓子が出されます。
お茶っ葉の上に、懐紙が敷いてあって「さすが!」となりました。
なにせここはお茶の産地「八女」ですからね!
チェックインをすませ、スタッフの方が夕食場所はどうするのかと聞いてくださり、
併せて周辺の町についてもご紹介いただきました。
お魚とお肉はどちらの気分ですか?
お酒は飲まれますか?
宿泊:大坪茶舗
チェックインを終え、宿泊棟へ移動します。
宿泊をする棟は車で5分程度で、
スタッフの方の車が我らの車を先導してくれます。
近場の駐車場に車を停め、宿泊棟である「大坪茶舗」へ向かいます。
もともとお茶屋さんだった建物をリノベーションしたお宿とのこと。
お部屋(二部屋あります)
お部屋は二部屋で、真ん中にバスルーム・トイレがあるような作りです。
こちらは畳の御座敷。
こちらはベッドがあるもう一つのお部屋です。
浴衣と足袋靴下がセットになっています。
この時はそこまで気温も低くありませんでしたが、
真冬は少し寒そうな感じがします…。
雨戸?のような扉があったので、そこで調節するような感じでしょうか。
フリードリンク
お部屋にはフリードリンクが用意されています。
ラインナップは「古賀製茶本舗」のお茶っぱ、「お抹茶」、「コーヒー(白い袋)」です。
お水は「阿蘇の天然水」が一人一本サービスです。
筑後を代表する伝統玩具「きじ車」です。🐤
冷蔵庫の中
冷蔵庫の中には、「アサヒビール」、「喜多屋 蒼田」、「喜多屋 寒山水」、
八女玉露の水出しがあります。八女玉露の水出しは無料で、そのほかは有料です。
おつまみは、冷蔵庫上の段に入ってますよ〜🐟
さて、ここで冷蔵庫で冷やされている日本酒の蔵元である
「喜多屋」さんは八女市にある日本酒の蔵です。
江戸文政年間に創業した地酒と本格焼酎の蔵元で、
喜多屋HPより
創業以来「主人自ら酒造るべし」の家憲を踏襲しています。
喜多屋は「お酒を通じてたくさんの喜びを分かち合いたい」という志から
創業時につけられました。
IWC ( International Wine Challenge ) 2013にて、
日本酒 世界一位のChampion Sake を受賞しました。
とあるように、福岡を代表する日本酒が八女で作られています。
ここのNIPPONIAのフロント向かいにあるバーは、
ここの喜多屋さんがお店をされているようです!
(この時は行けず😭)
上のFB投稿を見るとわかりますが、
このNIPPONIA、この喜多屋酒造さんと深い関係があるのです☺️!
喜多屋さんのお酒はここから購入できます👇
バスルーム・トイレ
トイレは、この個室には扉が無いので、
バスルーム全体の扉と、ベッドがある側のブラインドはしっかり下ろさないと
丸見えです/(^o^)\www
お風呂は、ヒノキ風呂です!!
八女茶が入った麻袋があり、これは入浴剤として使います!
さわやかな緑茶風呂に入れますよ〜!
バスアメニティ
CODAGE(コダージュ)のアメニティです。
CODAGEは、2018年ごろに日本に初上陸したフランスのブランドで、
5つ星ホテルを中心に取り扱われているアメニティだそう。
ココナッツの甘い香りがベースで、しっとりした使用感でした。
宿泊した時はCODAGEを知らず…しっかり堪能できなかったのが残念です😭
これから泊まる方々はぜひ、素敵なアメニティだと実感しながら使ってみてくださいね!
朝食会場まで朝のお散歩
朝食は、宿泊した棟からは徒歩10分くらい。
少し離れています。
チェックインの際に、車でお迎えにきてもらうこともできましたが、
お天気も良さそうだったので、歩いて向かうことにしました。
秋の朝の風を感じながら、まだ動き出す前の静かな街をゆっくり堪能しながら、朝ご飯に向かいます。
朝食
朝食は、フロントのある本館で食べます。
まずは「朝抹茶」からいただきます。
茶匙で抹茶を2杯、うつわに入れて、湯冷ましに入っているお湯は全て入れます。
そして、茶筅で点てます。
ほろ苦いながらも、濃いお茶の味わいが二日酔いの体に効きます…。
日本酒と八女茶がテーマの朝ごはん
朝ごはんは、竹のお弁当箱に入った状態で運ばれてきます。
日本酒のお猪口に入ったおかずと、お屠蘇でも飲むような入れ物にお漬物。
そして、八女に流れる「矢部川」で取れたヤマメ。
ご飯は八女で取れた新米に、八女茶の粉がかかっています。
南部鉄器には八女茶と干し椎茸の出汁のブレンドされたものが入っています。
お好みでお茶漬けに。
左から「高菜」、「大根漬け」、「きゅうり漬け」。
左の上から「手作りこんにゃくの煮物」、「しいたけの煮物」、「竹の子とかまぼこの煮物」、
「ひじきの煮物」、「お茶っぱの佃煮」、「おから」。
ヤマメと、上は卵焼き。茶色いのはお醤油のムース。
ゆっくりまったり食べたら、お腹いっぱいに!
ただ、よく食べる方だとちょっと物足りない感じもするかもしれません…😭
敷地の奥に進むと、「福島酒造」の敷地になります。
朝食の後は、お部屋に戻って、
チェックアウトの11時までゆっくり準備をしながらまったり。
静かな朝の街の音が、
開けた窓から風とともに入ってきて、
ベッドに横になりながら、
「あぁ、旅行っていいなぁ」と思えるような宿でした。
とてもいいお宿でした。
お部屋のご予約はこちらからどうぞ👇
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