韓国旅行 慶尚北道

【キングダム/聞慶峠】五味子とりんごの里 慶尚北道 聞慶(ムンギョン)【アクセス方法と観光地】

韓国旅行

 

こんにちは。すず(@seul2xx0116)です。

 

みなさん、突然ですが、
韓国といえば、ソウルや釜山!という方、多くないですか?
私は韓国の田舎にこそ、韓国の良さがあると思っています。

 

そこで今日は、「青い山脈」に囲まれた風光明媚な街、
慶尚北道 聞慶(ムンギョン)市についてご紹介いたします。

 

聞慶へは韓国観光公社のご当地シャトルを利用したので、
その時のコースを中心にご紹介します。
また、ご当地シャトルがない時期でも行けるように、
公共交通機関での行き方や、コース外の見所や、
マッコリ・ビールの醸造場についてもご紹介していますので、ご参考ください。

 

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慶尚北道 聞慶市

聞慶市は、韓半島のほぼ真ん中に位置し、
慶尚北道の北側、忠清道・京畿道と比較的近い場所にあります。
人口は約7万人。

李氏朝鮮時代には、慶尚道と漢城を結ぶ主要街道・嶺南大路の中継点であり、聞慶の西の聞慶セジェ(鳥嶺)という峠で街道が白頭大幹(小白山脈)の鳥嶺山を超えていたことから国防上の要衝でもあった。また近代には産炭地として栄えたが、現在炭鉱は全て閉山となっている。市のブランドスローガンは「Running 聞慶」。

聞慶市

 

 

ご当地シャトル(韓国観光公社)

韓国観光公社のHPから事前に予約して参加したムンギョンツアー。

 

専用のバスで、韓国の各地への様々な日帰りツアーがあります。
決済も事前に済ませて、当日はバスに乗り込むだけ!
ランチ&移動がついて、1万円以下で満喫できるのは、めちゃくちゃ良かったです!!

 

日本語ペラペラなガイドさんがついているので、
歴史説明などもしっかり聞くことができました。

 

バスの乗車場所

バスの乗車場所は、光化門駅か、市庁駅から歩いてすぐの場所。
「ご当地シャトル」のボードを持っている方がいるので、
名前を伝えてバスに乗車します。

パンフレットと、ご当地シャトルスタンプラリーブックをもらいました。

 

聞慶(ムンギョン)セジェ道立公園

3時間のバス旅を経て(ちょっと訳ありで遅くなったw)、ムンギョンに到着!

 

到着したのは、「聞慶(ムンギョン)セジェ道立公園」です。

聞慶セジェとは?

聞慶セジェとは聞慶(ムンギョン)にある峠という意味で、
朝鮮時代は嶺南(ヨンナム)地域から漢陽(ハニャン、現在のソウル)へ向かう際には
必ず通過する重要な関所でした。
文化、経済、流通はもちろんのこと、軍事的にも要衝地でした。

文禄・慶長の役 (1592~1598年。韓国では壬辰倭乱(イムジンウェラン)と呼ばれる)で、
軍事的要衝であることが再確認され、
1594年に現在の第二関門である鳥谷関(チョゴックァン)が造成。
その後も倭寇などの外敵の侵入が続いたため、
1708年に 第1関の主屹関(チュフルクァン)と
第3関の鳥嶺関(チョリョンクァン)が造成され、現在のような姿となりました。

コネスト 聞慶セジェ

 

場所

住所:慶尚北道聞慶市聞慶邑セジェ路932 聞慶セジェ管理事務所
(경상북도 문경시 문경읍 새재로 932 문경새재관리사무소)

入場料:無料(ただし、オープンセット場、イェッキル博物館、自然生態展示館は有料)

公共交通機関でのアクセス(行き方)

ソウル → 聞慶(ムンギョン)

ソウル地下鉄2号線の「カンビョン駅(강변역)」にある「東ソウル総合ターミナル」から、
市外バスで「聞慶(ムンギョン)バスターミナル」まで2時間移動。

ムンギョンに行くバスは1日に11本(2020/3/20現在)。
費用はバスによって違いますが、11,800〜16,500ウォンです。

全国高速/市外バス時刻表より

 

聞慶(ムンギョン)バスターミナル → 聞慶セジェ

聞慶(ムンギョン)バスターミナルで、バスの乗り換えをします。

「関門(聞慶セジェ)<관문(문경새재)>」行きに乗車。
「聞慶(ムンギョン)セジェ道立公園」停留場下車。(5停留所目、15分所要)

 

7:20/8:00/8:20/8:45/9:20/9:50/10:45/11:25/
12:45/13:50/14:45/16:05/16:30/17:10/17:55/19:00/

 

公式のHP時刻表は見つけられなかったのですが、
実際に行った方が撮った時刻表の写真から書き起こしました。

バスは結構本数があるようなので、到着時間に合わせて乗車してください。

 

公園内

 

「ムンギョンセジェ 自然生態公園」と書いてあります。

 

 

聞慶はりんごの産地としても有名なので、
りんごモチーフのオブジェ(ベンチ?)もありました。

 

 

鼻の中に蜘蛛が住んでた模様。

 

金万重「セジェ(鳥嶺)」の石碑

  

金万重(キム・マンジュン )という朝鮮時代の文臣が書いた、
「セジェ(鳥嶺)」という詩が掘られている石碑。

 

백두산은 남으로 삼천리를 달려와서

큰 고개를 가로질러 칠십 고을 나눴고

예부터 제후들 할거할 곳 있었거니

지금까지 그 요새 흔적이 있다네

짓푸른 봉우리 거듭거듭 솟아있고

눈부신 단풍은 나무마다 아름답다

공명을 세우기엔 내 이미 늙었거니

가던 길 멈추고 개인 하늘 볼밖에

白頭山は南に三千里を走り

大きな峠を横切り七十村を交わし

古より諸侯(大名)たちが割拠するところにあり

今でもその要塞の痕跡があるという

ただ蒼い峰々が渾々と湧き出で

まぶしい紅葉は木に美しい

共鳴を立てるには我は既に老いたり

歩いていた道で立ち止まり我が空を見上げるのみ

 

日本語訳はこんなところでしょうか。

 

김만중(金万重)(1637 ~ 1692)

朝鮮,李朝の文臣,小説家。字,重叔。号,西浦。光山金氏の名門に生れ,大司憲,大提学などの顕職を歴任したが,党争に巻込まれ,配所の南海で病死。当時の漢文崇拝の風潮のなかでハングルの価値を唱え,また軽視されていた小説にもその効用を認め,みずから長編のハングル小説『九雲夢』『謝氏南征記』などを書いた。『九雲夢』は配所で母親のために書いたともいわれ,功名富貴も一場の春夢にすぎないという仏教的悟りを,楊少遊という貴族の一生を通じて描く。『謝氏南征記』は,ときの王粛宗が王妃を廃した事件を,貴族の家庭の妻妾間の葛藤に仮託した作品。そのほか,詩文集『西浦集』,随筆集『西浦漫筆』などがある。

金万重とは-コトバンク-

 

申吉元県監忠烈碑

慶尚北道有形文化財第145号。この碑は、壬辰倭乱(文禄慶長の役)の時、殉国した聞慶県監 新吉元の忠誠のために建てた。碑身前面に楷書で「縣監申吉元忠烈碑」と書いてあり、裏面には、小字で行狀を記録した。聞慶鄕會で編纂した記録によると、県監新吉元は1548年(明宗3)に生まれ、1576年(宣祖9)司馬試(朝鮮時代の公務員試験)に合格し、1592年 聞慶県監として赴任した。その年、壬辰倭乱が起きると県兵を率いて外敵に対抗し、銃弾を身に受け、敵の捕虜となった。

敵将が降伏を勧めたが、終始聞かず、怒鳴り散らし、そのうち四肢を切断され、最終的に殉死した。

第14代王 宣祖が左承旨に贈職し、 “三強行実録三綱行實錄”にその忠誠を載せ、広く宣揚し、1706年(粛宗32)にこの碑を立てた。元々この碑は、慶尚北道聞慶市聞慶邑サンリにあったが、1976年に聞慶第1関門の中に移し、さらに1981年、現在の位置に移し、建てた。

http://encykorea.aks.ac.kr/Contents/Item/E0032726

※ 原文は出典のHPから引用し、翻訳したものです、
翻訳内容が違っている部分があるかもしれません。ご了承ください。

 

 

 

この公園の中の方はトレッキングロードになっています。

 

 

ここには蛍もいる模様。

 

聞慶セジェ オープンセット場

ここは、数々の時代劇の撮影場所になっている「聞慶セジェオープンセット場」。

 

ミニチュア版の慶福宮や、庶民の家などがまちのように建てられています。

 

この門の間から見える風景は、
その四角(門から見える風景)の中の風景も考えられて作られているんだとか。

 

遠くに見える3人の男性は多分撮影スタッフ。

 

私がカメラを構えていたら、
「(あなたの)写真撮りますよ!」って言われたけど、
ありがたくお断りしましたw

 

カメラを構えて待っていたのは、
スタッフの方がいなくなるのを待っていたからなのです…

 

イェッキル(古道)博物館

ここは道に関するものなどが展示されている博物館で、
聞慶セジェ公園の中にある白い建物です。
私が行ったときは、小学生たちが社会見学で来ていました。

 

五味子(オミジャ)

オミジャという果実をご存知ですか?

 

韓国では、五味子茶(オミジャチャ)といって、
ビタミン豊富で喉に良いお茶としてよく飲まれています。
ここムンギョンはこのオミジャが有名な地域です。

 

この五味子は、漢字の通り「5つ」の「味」がするといわれており、

「酸味」肝に連動 お酒の飲みすぎ、イライラなどで肝機能が低下しているサイン。のぼせなどの症状もでていたら要注意です。

「苦味」心に連動 精神疲労や疲れが出ているかもしれません。また貧血、血がドロドロで血流がわるい状態も考えられます。

「甘味」脾(ひ)に連動 食べ過ぎ、ストレスによる胃腸の調子がダウン気味。甘みを感じたら、刺激物を控えるようにしましょう。

「辛味」肺に連動 気管支の働きが鈍り、咳がひどくなる場合があります。また、代謝が悪くなるため、むくみやすい人は注意が必要です。

「塩味」腎に連動 下半身が冷えている、疲れがなかなか取れないような状態です。老化予防のためにも腎臓に負担をかけないことが大切です。

5つの味のうちもっとも強く感じる味が、上のような不調を示しています。

5つの味わい!韓国発「オミジャ茶」のおいしい飲み方と購入方法

と、言われています。

 

この五味子、そのまま食べてもおいしくないので、
砂糖に浸けて、シロップを作り、それを水やお湯、ソーダで割ります。

 

私も聞慶で初めて、この五味子の実物をみましたが、
ぶどうのような感じで、ぎっしりと実がついていました。

 

 

この時は、五味子祭り(毎年9月20日付近の金土日あたりで開催)の直後で、
公園の入り口近くで、このオミジャを販売していました。
(すでにシロップ担っているものや、味が大きな入れ物に入っていて、
自宅で砂糖を入れてシロップを作れるものなどが販売されていました。)

 

 

 聞慶の売店では、オミジャでつくったピンク色のマッコリも売っていました。

 

聞慶酒造

こちらは、平昌オリンピックの晩餐酒として飲まれた、
オヒ(오희)というオミジャで作ったスパークリングワイン。

聞慶酒造というところで作られています。
次回、聞慶に個人で行くときは是非とも立ち寄りたい…。

 

カナダラブルワリー

少し場所は離れていますが、ムンギョンには
「カナダラブルワリー」という、ビール醸造所もあります。

 

ムンギョンセジェの公園入口のお土産屋さんでも、
このブルワリーの缶ビールが販売されていました。
缶のデザインがお洒落で可愛い!

 

 

お近くにお出かけの際は一緒に行ってみてはいかがでしょうか。

 

가나다라 브루어리

 

 

ランチは公園入口横の食堂で

 

お昼のメニューは山菜のビビンパでした!

写真は撮り忘れてしまいましたが、
りんごのサラダ(ばあちゃんちでたまに出てくるあの感じ←)も出ました。

 

 

オミジャが入ったピンクのマッコリも体験!

 

 

もともと甘いマッコリが、オミジャが加わることで、さらに甘みを増しているように感じます。
食後酒として、デザート感覚で楽しむのがいいかも。

 

店舗情報

店名:セジェ ワンゴンチプ(새재왕건집)

住所:慶尚北道聞慶市聞慶邑上草里288−58(경상북도 문경시 문경읍 상초리 288−58)

営業時間:10:00-21:00

さて、昼食を食べたら、少し移動します。

 

車窓から見える青い山々と川が目を癒してくれるし、
たまに、赤くなり始めた林檎も見えるので、 移動時間も退屈しません。

 

人間国宝 千漢鳳(チョン・ハンボン)氏の「聞慶窯」と「陶泉陶瓷美術館」

 

 

千漢鳳先生が直々にご案内くださいました。
先生は日本で生まれ育ちとのことで、非常に流暢な日本語で説明してくださり、
お話を聞いた後は、先生の作品でティータイム。

 

 

天皇や県の知事からの賞状が何枚も飾られていましたが、
撮影禁止とのことで、お見せできないのが残念です。

 

 

先生と記念撮影!

 

後ろの絵は、陶器の破片で作った先生の作業中の模様を絵にしたもの。

施設情報

施設名:聞慶窯(ムンギョンヨ)

住所:慶尚北道聞慶市聞慶邑唐浦里(경상북도 문경시 문경읍 당포리)

電話番号:054-572-3090

アクセス:ムンギョンバスターミナルからバスで約25分、
「唐浦1里(ダンポイルリ)」停留所下車。停留所から徒歩3分。

 

見学&お買い物タイムが終了し、一路ソウルへ!

 

途中休憩所で、韓国のパーキングエリアの定番である、
焼き立ての「ホドゥグァジャ(クルミカステラ)」を食べました。

 

まとめ

韓国田舎旅をする中で、特に慶尚北道は、車が無いと複数の場所を回るのが難しい場所です。
そこで、私は一人旅だったこともあり、韓国観光公社の「ご当地シャトル」を利用しました。

 

私は一人参加でしたが、他の参加者の方はご年配のご夫婦が多いように見えました。
ガイドの方もしっかり案内してくださるので、
一人参加でも全く不安なく日帰り旅をすることができました。
個人ですべて手配していく旅行ももちろん楽しいのですが、
こうしてツアーで案内していただくと、歴史的説明もしっかり聞けるし、
自分が興味のなかった新しい情報も知ることができるので、
本当に参加してよかったと思いました^^

  

別のコースも是非参加したいので、
また別のタイミングで行ってみたいと思います。

KOREA GOTOCHI

 

聞慶は、内陸の地域のため海こそないものの、
風光明媚な場所で、「夏休みにおばあちゃんちに行く」ようなイメージの場所でした。

  

次に行くときは、ブルワリーや酒造場にも寄りたいです!

 

では、また!

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Profile
すず

1988年1月生まれ。神奈川県横須賀市出身。青森にもルーツ有。
元美容師。海外で美容師として働く夢を叶えるべく、都内短大(英文学)卒業後、都内美容学校へ。都内サロン退職後、2014年に韓国留学。留学終了後、帰国。都内韓国関連会社勤務後、横浜から福岡に移住し、現在は日本国内で韓国関連、日韓交流、観光インバウンドの仕事に携わる。韓国の田舎の姿にハマり、現在は、週末・休暇を利用して、韓国の地方都市の旅をしている。好きな食べ物はスンデ。

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