こんにちは、すずです。
突然ですがみなさんは「トッポッキ」の「トック（お餅）」には、「サルトック」と「ミルトック」があるってご存知ですか？「サルトック」は「サル（쌀）」すなわちお米でできたお餅で、「ミルトック」は「ミル（밀）」すなわち小麦でできたお餅のこと。市場に出回っているトックの大部分はお米でできたトックなので、小麦でできたミルトックを味わうことはあまりないかもしれません。韓国でもこのトックの差があることを知らない人も結構います。
サルトックはお餅のようにもっちりしていますが、ミルトックはかなりしっかりした噛みごたえがあります。韓国は慶尚道方面ではミルトックのトッポッキが多いそうです。
そのミルトックでできたトッポッキを味わうことができるお店が最近福岡にできました。その名も「トッポギオタク」。実際にお店に行ってきたので、紹介をしてみたいと思います。
最寄りは西鉄 雑餉隈駅・JR南福岡駅
トッポギオタクのお店は、雑餉隈と南福岡のちょうど中間辺りにあります。
この日は雑餉隈に用があったので、雑餉隈から歩いてみることにしました。
駅を降りて銀天町商店街方面に進みます。
10分くらいでしょうか。地図を見ながら歩いて行くと赤い看板が見えてきます。
早速中に入って注文してみたいと思います。
全部盛りなCセットを注文
店内はかなりこぢんまりとした雰囲気。イートインもできそうですが、ほとんどがテイクアウト利用のようです。椅子は2脚あり、出来上がりを待つ間に座って待つことができます。
メニューは大きく分けて、トッポッキ・ティギム（揚げ物）・キンパ。
この日は全部盛りのCセットを注文してみました。
お会計は現金のみ
トッポギオタクは支払いは現金のみ。コード決済などもできないので、しっかり現金を用意していくようにしましょう！
テイクアウトしておうちで実食
10分ほどで完成。あったかいトッポッキを持って帰宅します。
帰宅後はそれっぽい器に移して、いざ実食！
元祖トッポギ
こちらが元祖トッポギ。オムク（練り物）がたくさん入っていて嬉しい！タレはさっぱりスープのような薄めのテイスト。甘口なので、辛いのが苦手な方でも食べれる味です。
韓国人の友達に聞いたところ「小学生の時に学校の前で売ってたトッポッキみたい！」とのこと。韓国の人にすると懐かしの味のようです。
オタクキンパ
キンパは中にしっかり具が入っています。ご飯は黒米が入っているので紫色です。
ティギム（揚げ物）
韓国ではトッポッキは「粉食（ブンシク）」という軽食のような分類として「粉食屋（ブンシクチp）」というところで売られており、基本メニューとしては、トッポッキ・スンデ・ティギムは粉食三種の神器。ここ、トッポギオタクでもティギムはばっちりあります。
盛り合わせはティギム全種が入っているようです。この中でも「食パンのティギム」は、昔の「ハッキョアプ トッポッキ（학교 앞 떡볶이집/学校の前のトッポッキ屋さん）」にあったメニューなんだとか（お店や地域によると思いますが）。最近はこの食パンのティギムも見ることが少なくなった、と韓国人の友達。
ティギムの中にはキムマリもあります。キムマリとは味付けした春雨を海苔で巻いて天ぷらにしたもの。業務スーパーで売っているキムマリが大好きでよく買って食べるのですが、キムマリはトッポッキソースにつけて食べると美味しさ爆増。ぜひトッポッキソースにつけて食べてみてください。
以上、トッポギオタクのレビューでした！
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