こんにちはすずです。
今日は天神・大名にできた天神飯店についてご紹介します。
この天神飯店は、天神・大名の「あぷろ」がある通りに2023年4月にできたお店で、1968年から三代に渡って続く、全羅北道・群山市の老舗の韓国式中華料理店「中華飯店」が本店とのこと。天神のお店のシェフも群山から来ているそうです!群山といえばチャンポンの町(海が近いからチャンポンが有名なのも納得!)。ここ福岡でも群山チャンポンの味を楽しむことができるようになったんですね!
群山にある「中華飯店」の情報はこちら(Naver mapに飛びます)
群山といえば、「イソンダン」という1945年から続く老舗の有名なパン屋さん(あんぱんが有名!)やイ・ソンギュ主演の「8月のクリスマス」の撮影場所となった写真館が有名です。群山の本店は、「イソンダン」のすぐ近くにある「群山チャンポン特化通り」にあるので、群山に行く機会がある際は一緒に行ってもいいかも!
チャジャンミョンとチャンポン食べ比べてみた
韓国で中華料理といえばチャジャンミョンとチャンポン、そしてタンスユク(酢豚)が定番です。ここ天神飯店でも定番のメニューを楽しむことができます。実際にチャジャンミョンとチャンポンを食べ比べてみました。
お店に入ると「어서 오세요~」と韓国語で言われるので、ここは韓国??と思ってしまいますが、日本語はしっかり通じるので緊張することなしです。(もちろん、そのまま韓国語での注文もOK)
イチオシはコギ(肉)チャンポン
チャジャンミョンは、チュンジャン(春醬)と言われる茶色い味噌が特徴のソースがかかった麺。甘めのタレがたっぷりかかった状態で、どんぶりが出てきます。韓国では引っ越しの時の定番出前メニューです。最近はこんな動画も話題になりました。(さらに余談ですが、4/15はブラックデーといって、パートナーのいない人がチャジャンミョンを食べる日です。)
ごろっとした豚肉が感じられるチャジャンソースを、麺としっかり混ぜて食べます。お好みで唐辛子の粉を入れます(この唐辛子の粉はあまり辛くないです)。食べ進めていくと「ちょっとしょっぱいかな?」と感じる塩加減でした。ランチはてんこ盛りの白ごはんがサービスなので、量をしっかり食べたい方にはありかも?
次はチャンポンです。コギ(肉)チャンポンを注文。前日に飲み過ぎていたので、二日酔いにぴったりのピリ辛スープです。
「ちゃんぽん」と聞いて思い浮かべる白いスープの「あの」ちゃんぽんとは違い、赤いスープが特徴の韓国チャンポン。コギチャンポンに入っているお肉は、チャドルバギといわれる牛バラ肉がたっぷり入っています。野菜はネギ、もやし、玉ねぎ、小松菜などがたっぷり。
スープを一口飲むと、韓国語では「불맛(火の味)」と表現される香ばしさが口いっぱいに広がります。深みのあるスープは一気に飲み干したいほど!
麺は中平麺といったところ。ピリ辛のスープによく合います。辛いものが好きな方には物足りない辛さかもしれません。(注文時に辛めで!と言えば、辛くしてもらえるのかも)
チャジャンミョンとコギチャンポンを食べて、私はコギチャンポンを推したい!!!本店のある群山は海が近いことからチャンポンが有名なので、ノーマルチャンポン(海鮮が入っている)もおいしいはず・・・!まだ他のメニューは食べてないですが、そのうち全メニュー制覇したいと思います。
おしゃれなタンスユク
タンスユクを頼んでびっくり。韓国内では、日本のきのこたけのこ論争と同じくらい派閥抗争が続いている「ブモク(부먹/ソースをはじめからかける派)」と「チンモク(찍먹/ソースをつけて食べる派)」の間を攻めたタンスユクです。
お皿の半分は甘酸っぱいソース。野菜は、生のにんじん、きゅうり、きくらげ、3粒のグリーンピース。そして、揚げた豚肉の上にはスライスオニオン。生のスライスオニオンが乗ったタンスユクは初めて見たよ…!
タンスユクを一つつまんで、かじってみると・・・
「サクッッッッッッッッーーーーー」
カリカリ具合にびっくり。時間が経ってもカリカリ。これは、熱々揚げたてをハフハフ言いながら食べるのが最善の選択です。
私調べでは、福岡で「タンスユク」が食べられるのは数ヶ所(多分3ヶ所)ですが、そのなかでもダントツの好みなタンスユクでした。
300円追加すれば、ミニタンスユクのつくセットになるので、ぜひ一緒に頼んでみてください☺️
メニュー
アクセス
あぷろ大名店の向かい側にあります。スマイルマーケットの隣の隣です。
福岡市地下鉄「赤坂駅」から徒歩5〜10分、「天神駅」から徒歩15分くらいです。
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