オルレ

【九州オルレ】久留米・高良山コース【秋のトレッキング】

すず

<この記事を書いた人>

✔ suzu-trip 運営者

✔ 神奈川県出身

✔ 福岡在住10年目(2024年現在)

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先日、九州オルレの「久留米・高良山コース」を歩いてきたので、
その様子をここでご紹介したいと思います!

 

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久留米・高良山コース

九州オルレ「久留米・高良山コース」は、2015年にできたコースで、
スタートはJR「久留米大学前駅」、フィニッシュはJR「御井駅」となっています。

 

全体の長さは8.2km、所要時間は3〜4時間の中上級のコース。

 

コースの大部分は、久留米が誇る「高良山(こうらさん)」の
参道をめぐるコースとなっていて、傾斜はかなり急で階段も多いです。

 

しかし、昔の方々が高良大社に参拝するときに通った道なので、
当時の方々を思いながら、自分もタイムスリップしたような気分になります。

 

コースの所々には季節を堪能できる花々が咲き、
春はつつじ、初夏のあじさい、秋は紅葉を楽しむことができます。

 

スタート地点「久留米大学前駅」

久留米大学前駅です。

車できた際の駐車場は、
ゴール地点にはないので、久留米大学前駅前のコインパーキングに車を止めて、
ゴールまで歩き、一駅電車に乗ることをおすすめします!

 

券売機の横にはコースマップとスタンプがあります。
ここでスタンプを押しましょう!

こちらは駅を出て左側にあるコースマップです。

コースマップの下には、カンセという馬の標識があります。

この矢印とリボンを辿って、フォニッシュまで向かいます!

青は正方向、赤はフィニッシュからスタート地点までを歩く逆コースの案内表示です。

高良大社 参道

歩いていると古い建物もみることができます。

この建物の向かい側にトイレがあります。

こちらは大鳥居。

「高良大社」の字は夏目漱石のお友達だった「菅虎雄」という方が書いた字だそうな。
詳細はこちら

ここは、ブリヂストンの創設者、石橋氏の別荘地とのこと。

いちょうがいい感じです。(2020年11月5日撮影)

鯉がたくさんいる池。

高樹神社(ちょっと寄り道)

コースからは少し外れますが、
橋を渡ったところ目の前に高樹神社という神社があります。

そこの狛犬がかわいいので、寄り道おすすめです🐶

ひょうきんな顔が可愛い!

天保時代の狛犬で、市の指定文化財だそうな。

高良大社 二の鳥居〜参道

ここからしばらく石の階段を登っていきます。
かなりの健脚向き。

馬蹄石

左側にある石の柱で囲まれたところには、
真ん中が凹んだ石があります。

 

この大石の上に、高良の神が神馬の蹄の跡を残されたという伝えから、
「馬の足型」とも呼ぶ。
然し、中世の縁起書『高良記』には、
この石こそが「神籠石」であり、
「八葉の石畳(現在の神籠石列石)」の起点、終点であると記されている。
付近の宇名も「神籠石」という。
恐らく古代の磐座の一種であろう。

馬蹄石横、案内看板より

 

「馬蹄石」といって、
足をそのくぼみにはめると御加護があるとかないとか??

 

この石段を横目に、オルレコースは右に曲がります。

夫婦杉

まがるとすぐあるのが、この「夫婦杉」。
足元の石畳はハートの石になっています。

 

恋愛成就のご利益があるかも!?❤️

紅葉の名所 高良山の紅葉

紅葉に囲まれたこの門はコースの中でも特に印象的。

上からのビューはこんな感じ。

この衝立の後ろに簡易トイレがあります。

御霊社跡(みたましゃあと)

第2代久留米藩主 有馬忠頼は、
第3代将軍家光の位牌を祀る御霊者を建て、
100石を寄付しました。
後ろに広がる平地がその跡で、
御仏殿・御宝蔵・御手洗社・唐門等が建てられており、
毎月20日に高良山内の全衆徒が御勤めをしました。
明治2年の廃仏毀釈により、取り壊されました。

案内看板より

孟宗金明竹(もうそうきんめいちく)

この竹は、黄色と緑の節が交互になっている珍しい竹です。
日の光を浴びて、さらに幻想的です。

高良大社 三の鳥居〜奥の院

金明竹を通り過ぎ、階段を登り切ると鳥居が見えます。

トイレに行きたい方はここから階段正面に見える道を真っ直ぐ進むと、
綺麗なトイレがありますよ!

トイレから戻ったら再出発です!

 ここは少しわかりづらいポイントなので要注意です!👇

なんの爪痕?だろう???いのしし??

リボンを辿って、奥の院に向かいます。

この先が奥の院です。

奥の院(勝ち水)

奥の院に湧いているお水は、
昔、戦のときにこの水を飲んで勝てたことから、
「勝ち水」と言って、受験生や勝負事がある人もこの水を求めて来るんだとか。

勝ち水のある奥の院の右奥の細い道を通り、
さらにコースを進みます。

つつじ公園 売店を目指す!

そろそろお腹も空いてきました。
お昼場所の「つつじ公園」を目指します。

ツツジの間を通る道を進み、ついに売店到着!

売店のメニュー

公園にある売店のメニューは、、、

  • コーヒー 300円
  • アイスコーヒー 400円
  • おにぎり 100円
  • 焼きおにぎり 120円
  • ぜんざい 350円
  • 猪汁 350円
  • うどん 350円
  • カップ麺 250円
  • そのほかにもアイスやビールの販売もあります。

この日はお弁当を注文していたので、ここで受け取り、昼食をとりました。

猪汁にチャレンジ

猪汁初めて食べました!
具沢山の豚汁のような感じです。

いのししの肉もかなりしっかり、ゴロゴロ入っています。
この猪は久留米で採れた猪だそうな。

 

豚肉とはちょっと違う風味のお肉でした。
(でも臭みはそんなに感じなかったです☺️)

 

別の仲間は食後にアイスを!
(八女抹茶のアイスとあいすまんじゅう)

実はこの「あいすまんじゅう」は久留米の会社なの、ご存知でしたか?

カマキリとの対決

売店の手すりにカマキリがいたので、
写真を撮っていたらどんどん近づいてくる!!!
 

カマキリとふたり(?)で、どちらが耐えられるかチキンレースをしました。

結局私が勝利!

夏目漱石の詩碑

菜の花の
遥かに黄なり
筑後川

漱石

という夏目漱石の詩碑があります。
夏目漱石は生前、久留米に5〜6回訪問しており、
その際にこの詩を読んだということです。

 

確かに春はここから、筑後川のほとりにさく菜の花の黄色が見えそうです。

 

再び山へ!

後半もかなり急な斜面があります。
横にあるロープにつかまりながら、進みましょう。

 

杉ノ白(別称:住厭城(すみあきじょう))

高良大社本殿裏から東へ伸びる細長い尾根上に築かれており、東西約450mを測る。
高良山山城群の主城といえよう。中心的曲輪は地形的に東西2箇所に別れる連郭式の山城。
北側には神経質とも思えるほどに連続的に竪堀を設ける(畝状竪堀)。
また、その竪堀と頂部曲輪との間に、帯曲輪が設けられている。
逆に、南側斜面には何等防御的施設の痕跡を見出せない。
神籠石に沿った堀切を主要部の西限と考える。
東は自動車道にかかりよくわからないが、
毘沙門岳城との間に谷が入っているので、現況の堀切中で大きくは違わないであろう。

案内看板より

高良大社

高良大社は、筑後の国の一の宮で、
ここからの眺めは最高です!

 

階段の上り下りが大変、、、という方は、
こんなゴンドラ?もありますよ☺️

樹齢800年を超える、楠です。

 

正規のルートはこの楠の裏側を進むコースですが、
この日は先ほどの階段をくだって、下の道に出ました。

 

階段を下りると小さなお茶屋さんがあります。

高良山茶屋 望郷亭

こちらは昭和23年(1948年)創業の「高良山茶屋 望郷亭」です。
ここにきたら「ところてん」はマストです!!

ところてん

テングサから手作りしている手作りのところてんは、
清涼感たっぷりで暑い夏でもツルリといけちゃう味わい。

スイートところてん

初めて注文してみました、「スイートところてん」。

 

あんみつに入っているような四角いアレです。
練乳と甘い小豆が乗っています。

ところてんの材料「テングサ」

お店の軒先には、ところてんの材料であるテングサが天日干しされています。
このテングサは、その年によって産地を変更し、そのときの一番いいものを使用しているそうです。

妙見神社

おやつを食べたら、さらに歩を進めます。

 

山の中にひっそりとたたずむ、妙見神社。

妙見神社

祭神:妙見菩薩(高皇霊尊/たかみむすびのみこと)

本殿へ通じる苔むした石段が神秘的です。
学業成就や、受験合格のご利益を求めて多くの参拝客が訪れています。

案内看板より

妙見神社の前では、ぜひ上を見上げてみてください・・・

 

こんな景色をみることができます。

 

妙見神社を過ぎ、山を出るともう山道はおしまいです。

この下り階段が意外ときつい・・・

街の中の道を歩いて、御井駅まで

コースとは少し外れますが、
夏目漱石の詩碑はここにもあります!

フィニッシュ地点「御井駅」

フィニッシュはJR御井駅です。

 

出発地点だった「久留米大学前駅」までは一駅なので、
車を出発地点に置いてきた方は、ここから乗車して、一駅戻るのが吉!

 

しかし、電車の本数はあまり多くないので、
事前に時間をチェックしておくか、
まったりと電車を待つのが良いと思います。

 

ちなみに、この駅は交通カード利用はできますが、
オルレコースのフィニッシュ側には機械がないため、
反対側ホームに行って、そこでピッとする必要がありますので、
ご注意を!

 

まとめ

ここまで「久留米・高良山コース」をご紹介しました。
ぜひいろいろな季節にコースを歩いて、季節を満喫してみてくださいね!

 

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韓国を仕事にするかたわら、ブログを書いています。コロナ前は365日のうち100日くらいは韓国にいたので、そのくらいまで戻したい所存です🙏

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