こんにちは。すず(@seul2xx0116)です。
天神駅(16番出口)直結の「アクロス福岡」で、開催される
福岡のやきもの(小石原焼・一ノ瀬焼・上野焼)に関する
ポップアップのスケジュールをまとめました。
Contents
小石原焼 花器展 ~土と花~

毎日の暮らしの中に、花を飾ってみませんか?そっと飾る一輪挿しから、パーティーで飾るような大きな花器まで、さまざまな花器をそろえました。花の魅力を引き立てるお気に入りの花器は、心安らぐ空間を演出します。そのほか新作の器もありますので、ぜひご覧ください。(約700点展示)
アクロス福岡HPより
※ロクロ実演あり!



小倉井筒屋7階美術画廊 お酒のうつわ展
一ノ瀬焼 丸田窯 親子展

世界的に類まれな「塩釉」技法を駆使
うきは市で「一の瀬焼 丸田窯」を主宰する丸田巧さん。一の瀬焼は久留米有馬藩の御用窯として繁栄していましたが、明治時代に閉窯。その後、佐賀県武雄市で黒牟田焼に携わっていた巧さんのお父さま・泰義さんが一の瀬地区へ移り、1966年に築窯しました。
アクロス福岡HPより
丸田焼の一番の特徴は塩釉(えんゆう)。うわ釉(ぐすり)の代わりに塩を使う世界的に珍しい技法です。塩釉用の特殊な窯を使い、焼成中に窯外部から数回、10kg~15kgの塩を投入します。巧さんによると「塩分が化学反応を起こし、ガラス状の釉になり、塩釉特有の艶のある光沢を生み出します。ただ、窯内部の釉が垂れて作品に付着したり、作品と棚板が融着した際の取り外しなど難点も山積みでした」。それでも、50年以上研鑽を積み、数々の作品を生み出してきました。さらに、素地に鉄やマンガンを塗って高温焼成してさまざまな色出しができる焼締め技法も考案しています。
巧さんのアクロス福岡での展示会は3度目。最初は2016年丸田窯の築窯50周年、2018年は陶芸家になり40周年と、節目の年に開催。今回は、娘さんの恵さんとの親子展に。巧さんの意向から、自由な陶芸家の道を歩んできた恵さんは、サボテンなど多肉植物の植木鉢をメインに、イヤリングネックレスなどアクセサリーを出展します。巧さんは「塩釉の陶器を60~70点に加え、陶壁、マグカップや花瓶など焼締めを約20点展示・販売します」。ぜひ、ご来場ください。
体験
小皿制作(スタンプ押し) 1,600円 14:00・16:00
※作品は、焼成後着払いにてご自宅にお送りします。
小石原の土と硝子 -太田 圭・潤 仕事展-

異なる素材の作品がコラボした兄弟展
アクロス福岡HPより
小石原焼伝統の技法を受け継ぎ陶芸家の道を歩む兄と、廃瓶を使用した手吹きガラス作家の弟。ともに小石原在住の、兄弟による展示会です。
兄の圭さんは幼いころから、お父さまの哲三さんの作業を見て育ち、陶芸家の道を志しました。佐賀県の窯業大学を卒業後、哲三さんに師事。現在も一緒に太田哲三窯で制作に励んでいます。圭さんは「ご飯茶碗、皿や湯飲みなど、日常使いの食器類を中心に作陶しています。昔から続く小石原焼の伝統を守りながら、現代のスタイルに合ったものを創作しなさいという、父のアドバイスを受け、素朴で頑丈、使いやすいものをモットーに活動を続けています」。
一方、弟の潤さんは大学卒業後、「父が集めていたイランやメキシコなどのガラスに興味を持ち、全国のガラス工房を訪ねました」。座ることが多い陶芸より、動く方が合っていたそう。その後、沖縄で琉球ガラスを5年間学び、築窯。潤さんも「使い勝手の良い、普段使いの器作りを心がけている」そうで、やはり小石原の伝統を重んじています。JR九州の新観光列車『36ぷらす3』車内で、作品が販売されているのも注目です。
今回、圭さんは「日常使いのうつわや、花差しなどの一点物」を、潤さんは「コップほか食器、小鉢や小物など」を展示・販売します。小石原の同じ環境で育った兄弟が、異なる素材で制作したものの対比が楽しめる展示会になります。
体験
器の絵付け 800円
※作品は焼成後、着払いにて郵送
上野焼バレンタイン猪口(チョコ)展
詳細はこちら
小石原焼青年部展
詳細はこちら
まとめ
2020年11/10(火)~15(日) | ☆小石原焼 花器展 ~土と花~ |
2020年11/11(水)~17(火) | 小倉井筒屋 お酒の器展 |
2020年11/16(月)~22(日) | ☆一ノ瀬焼 丸田窯 親子展 |
2020年12/14(月~20日(日) | ☆小石原の土と硝子 -太田 圭・潤 仕事展- |
2021年2/2(火)~7(日) | ☆上野焼バレンタイン猪口(チョコ)展 |
2021年3/9(火)~14(日) | ☆小石原焼青年部展 |
☆→アクロス福岡開催