小石原焼 やきもの

【小石原焼・高取焼】春の民陶むら祭 完全攻略!2019年保存版

やきもの

今年もこの時期がやってきた!
ゴールデンウィークと言えば、そう!
小石原焼・高取焼をお得にgetできる『東峰村 民陶むら祭2019』、
通称「民陶祭(みんとうさい)」だ。

 

東峰村小石原地区(元)マスターの私が、
民陶祭をお得に楽しく回る方法2019年版をお知らせしようと思う。
(全然行ってなさすぎて破門されてそうだけどw)

 

極秘情報なので、誰にも言わないこと!!(言うなとは言ってない)

 


 

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民陶むら祭2019について

東峰村HPより

2019年の開催日は、例年と同じく

5月3日(金)

5月4日(土)

5月5日(日)

である。

毎年同じ日程なので、来年も同じ日程である。(参考まで)

 

東峰村

福岡県朝倉郡東峰村は、福岡市内から車で約90分、
福岡県と大分県の県境にある、人口約2,000人の小さな村。

福岡県と大分県にまたがる霊峰 英彦山(ひこさん)と
近いエリアにあり、その昔は「小石原宿」として、
多くの宿屋があったという。
今でも小石原地区を通り国道沿いには
その宿屋の名残などを感じられる(気がする)。

以前は、「小石原村」と「宝珠山村」に分かれていたが、
2005年に合併し、現在の「東峰村(とうほうむら)」となった。

山を越えれば、すぐ大分県日田市となる。
ここは「小石原焼」の兄弟窯である「小鹿田焼(おんたやき)」の産地であり、
民陶祭も同じ日程で開催されるため、一緒に楽しむのもおすすめだ。
(下の写真は、小鹿田の雰囲気を見るための参考に。
小鹿田焼についての記事はまた今度😀)

産業とお土産品

メインの産業は、小石原焼というやきものの生産と、
茶器として知られている 高取焼というやきものの生産。

そして米、シイタケ、柚子、梨をはじめとする農業である。

2017年の写真

東峰村産の米はおいしいと地元では有名だ。
米が育ったエリアや場所で区別されて
「棚田米」や「高原米」として販売されているようである。
東峰村の米は福岡市内の大きなスーパーではなかなか見かけないため、
私は東峰村に行ったときに道の駅小石原で購入している。

お土産で買って帰るなら、
高菜まんじゅう、柚子胡椒、柚子を使ったアイスキャンデーや、
ドレッシングがおすすめだ。

気温と天気

東峰村は山岳地帯だ。
福岡県と大分県にまたがる霊峰 英彦山(ひこさん)は、
昔から修験道(しゅげんどう)として
山伏の研修?鍛錬?修行?の場所だったという。

山伏とは何か、ふわっとしかわからなかったので、
これを機会に調べてみたところ、
山で激しい修行をすることで、山岳の自然のエネルギーを身に着け、
悟りを開くことを目的としている人々のことだという。

悟りを開くくらいなので、相当厳しい訓練をしなければならないだろう。

というわけで(?)、そういう修行僧の聖地「英彦山」と
同じ山岳にある小石原地区は、標高が500mあり、
夏は涼しく、冬は寒さが厳しく、九州にも関わらず雪が積もらないことがない。
(2018年〜2019年の冬は暖冬の影響で、
雪がほとんど降らなかったらしいけど、
村内・県内では東峰村に雪が積もらないなんて異常気象だ!
と相当話題になっていた。)

2018年1月の写真。

気温はほかの地域と比べると大体、5度くらい低い。

参考までに、東峰村の人たちは、
山の下(東峰村より標高が低いエリア)の地域のことを
「下界」と呼ぶ。(笑)


それくらい気温差が大きいのである。

 

春の民陶祭に行くときは、日中暑くても
上着を一枚多めに持っていくことをおすすめする。

マルダイ窯

 

東峰村 民陶むら祭とは

東峰村が産地である「小石原焼」と「高取焼」を中心とした、
春と秋に開催されるお祭り。
一年で村が一番盛り上がる時期でもある。

この期間は、通常販売されている器が20%引きで購入できるため、
非常にお得に「小石原焼」「高取焼」が購入できる。

マルダイ窯の前

 

民陶祭のときの東峰村へのアクセス

東峰村は公共交通機関でのアクセスはあまりよくないのが正直なところだ。
普段、公共交通機関で行くのであれば、
博多・天神から高速バスで「杷木(はき)」まで行き(約1時間半)、
そこからタクシー30分、が一番手っ取り早い方法だろうか。

しかし、この民陶祭時期だけは、行き方や時間を少し考えたほうがよい。
なぜなら、とんでもない渋滞が起こるからだ。
(タクシーなら莫大な料金になりかねないし。)

民陶祭の時のアクセスは大きく分けて2パターンになるだろう。

私は生粋のペーパードライバーだったが、東峰村に行くために運転を練習した。

自身が運転できたり、運転できる人と行ける場合は、
断然、車で行くことをおすすめする。

渋滞の話をすると、2017年度の秋の民陶祭は、
山の下である「杷木」エリアから、
道の駅小石原まで途切れなく車が続き、
普段20~30分で行くことができる「杷木~小石原」が、
なんと4時間以上かかったという。

もちろん、この2017年秋というのは、また記憶にも新しい
『九州北部豪雨』が起こったすぐ後(3か月後!)の民陶祭だったため、
みんなの「買って応援したい!」という気持ちのもと、
この大渋滞が巻き起こったのだと思う。

この時は、災害の影響が大きかったエリアもあったため、
開催が危ぶまれたものの、多くの人たちの努力により
開催されることが決まったと聞いている。

話が少し逸れたが、東峰村民陶むら祭は災害前でも!
大渋滞は間違いなかった。

春の民陶祭の来場者数は毎年おおよそ、10万人。
秋の民陶祭は春より少し少なめの8万人と言われている。

かつて読んだことのある東峰村関連の本には、
人口当たりの観光受け入れ人数
(年間の来場者数を人口で割って一人当たりの観光客数を割り出したもの)が、
日本トップクラスだと書いてあった。
(もっともその本もかなり昔の本ではあったが)

というわけで、災害に関わらず、
例年ものすごく混み合う大人気イベントなのである。

民陶祭に向かう人が一番多いであろう福岡市からの
代表的なルートを二つ紹介してみる。


ルート1:高速利用で杷木I.C.下車 新緑満喫コース

福岡市から高速道路を利用して、南側から東峰村に入るコースだ。
高速代がかかるものの、さくっと行きたい方にはおすすめのコースである。

帰りに杷木I.C.近くの原鶴温泉・筑後川温泉で一風呂浴びて
(運転手に運転を任せて、風呂上がりのビールで〆めて!?)
帰ってくるのもお休みの日ならではの楽しみになるだろう。
(日帰り温泉は大方14:00ごろまでなので、ご注意を!)

筑後川温泉ふくせんか 家族風呂

このコースでおすすめなのは、なんといっても
渓谷のようなエリアを通る時の新緑のトンネルだ。

(秋の紅葉シーズンには特にこのルートがおすすめ!)

新緑はトンネルのようになっているので、
運転する人も楽しめる。

 

ルート2:八木山バイパス利用 レンゲ満喫コース

このルートは福岡市東区~篠栗(ささぐり)方面に
住んでいる人におすすめの北から東峰村に入る
『まっすぐ行って、コンビニを右に曲がってまっすぐ行ったら東峰村』
というルートだ。(行ったら言ってる意味が分かるはず(笑))

2014年から無料化された「八木山バイパス」は、
福岡市から飯塚市までをつなぐ13.3kmの道路で、二車線の道路である。

この八木山バイパスを利用したルートは
東峰村村民の方々も利用している王道ルートでもあり、
無料で通れるので、東峰村に行く際は私もこのルートを利用する。

しかし難点が一つ。
二車線(上り下り一車線ずつ)のため、
八木山バイパスで事故が起きると、長時間の立ち往生を余儀なくされる。
(今後4車線になって有料になるとか、ならないとか…?)

事故は頻繁に起こるわけでは無いものの(でも年5~6回は起きているらしい)
このリスクは頭の片隅に置いておくほうがいいだろう。

無料なのはもちろん魅力的だが、
このルートをよく利用するには理由がもう一つある。

八木山バイパスを降りて、東峰村に向かう途中に
(福岡県)嘉麻市という市を通るのだが、
そこの田んぼが田植え前のこの時期になると真っピンクになるのだ。

一面のレンゲ畑。

このレンゲは田植えの前に、田んぼの栄養のために植えられ、
時期になると土にすき込まれる。
そして、そこの田んぼで育った米は「レンゲ米」として
自然肥料を使った米として販売されている。
(カッホー馬古屏というこの道沿いにある
道の駅的なところで購入できるはず。)

そのため、春のこの時期にしか見れない絶景なのだ。

 

都合と気分に合わせて、好きな方のコースで行ってみてほしい。

 

博多・天神から臨時バス利用

車の運転ができなかったり、ふらっと行って帰ってきたい、
という方おすすめなのが、このお祭り開催時期だけに運航される
直行臨時バスだ。

バスは予約制で、HPや当日バス乗車券購入窓口で予約・購入が可能。

博多を出発し、天神経由で小石原に到着する。

運行日

5月3日(金)~5月5日(日)計3日間

時間

<福岡発>博多バスターミナル3階34番のりば…8:06発 ⇒ 西鉄天神高速バスターミナル6番のりば…8:25発 ⇒ 小石原…9:52着

<小石原発>小石原…15:00発 ⇒ 博多バスターミナル2階降車場16:27着 ⇒ 西鉄天神高速バスターミナル3階降車場16:43着

運賃

大人片道…1,800円、小児片道…900円( 往復での料金)

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行くべき時間

民陶祭の朝は早い。
朝の7時過ぎからお客さんが村に入ってくるのである。

ここでは、車を利用する際の福岡市からのアクセス時間を紹介する。

 

おすすめ① 早起きさん向け 早朝コース

福岡市を朝の6:30に出発。

 

上で紹介した車コースのどちらかで東峰村入り。

 

東峰村に8時までに到着。

 

駐車場の混雑もまだ少ない時間帯のため、
賞品数の多い店舗をゆっくり見ることができる。

 

お昼までに東峰村を出て、下界でご飯を食べてもよし。
道の駅小石原で買ったお弁当で簡単に済ませて、
午後第二ラウンド回ってもよし。

模様をつけるための刷毛

おすすめ② 朝はゆっくり 午後から満喫コース

14時以降の訪問もオススメだ。

 

民陶祭のピークタイムは、10:00〜14:00。
上で紹介した福岡市内からのバスも15:00発のため、
その時間を過ぎると、昼間のピークが嘘のように人が引く。

 

朝、ちょっと遅く起きちゃったな、と思ったら、
その時間に出て、渋滞に巻き込まれるよりも、
ぜひ、この時間帯に行ってみてほしい。

 

民陶際期間前半であれば、そこまで品数が少ないということもないだろう。
夕方から行くと、本当にゆっくり楽しめるのでオススメだ。

もうすでにお気に入りの窯がある、
買いたいものは大体決まってる、
という方にも午後の時間帯をおすすめする。

やままる窯

 

隠れた絶景スポット

ここでは東峰村に通い詰めた私が皆様に
特別に絶景スポットをお伝えする。

 

マルダイ窯の裏山

マルダイ窯の裏山からの景色は本当に絶景だと思う。
ここから見下ろす皿山の風景。
家が小さなおもちゃのように見えてくる。

 

この中をくぐり抜けて展望エリアにいく。

そして、この山を登っていく途中の感じが、
千と千尋の神隠しのこのシーンのようにいつも思う。

つつじ園の表示

入口が少しわかりづらいが、
マルダイ窯の前を通り過ぎ、左側にある急な坂を登った
さらに左側に階段がある。
そこから上に登るとこの絶景にたどり着く。

この小屋の奥に階段がある

 

 

 

柳瀬窯の裏山

東峰村の春の名物といえば、シャクナゲとツツジなのだが、
その中でも柳瀬窯の裏山は壮大だ。

山のヘリに色とりどりのツツジやシャクナゲが植えられており、
日の当たる場所からゆっくりと咲いていく。

この絶景は、柳瀬窯の離れ二階から見学可能だ。

ちなみにこの離れ、以前は客間として使われており、
その客間からは本当に絶景を独り占めできる。

上の写真は、2019年4月24日の様子を柳瀬窯のおかみさんから頂いたもの。
この感じなら、ちょうどGW前半〜民陶祭の頃に満開になるはずだ。

民陶祭期間中は、離れの二階を解放されるとのことなので、
この機会にぜひいってみてほしい。

鶴見窯横の藤の花

鶴見窯横の藤の花はタイミングが合えば、
本当に綺麗な藤の花を見ることができる。

藤独特の甘い香りで春を満喫できる。

鶴見窯は人気の窯でもあるので、店舗にもぜひ立ち寄ってみて。

 

お昼ごはんのおすすめ

惣介のダゴ汁定食(多分)

以下は、東峰村内にある飲食店の中で何軒か抜粋したもの。
詳細(お目当の窯からの距離感など)は、
民陶祭のチラシの裏面を確認してほしい。

東峰村HPより

道の駅小石原

道の駅小石原で地元産の食材を使ったお弁当を購入して食べるのも、
東峰村を満喫できて良いかもしれない。

「いちまいのさら」

「会席手打ちそば 京や」

「山菜料理 惣介」

「tea room June Berry」

「シェフガーデン田口」

「やまめ山荘」

各所にあるキッチンカー利用

民陶祭の期間はキッチンカーや、屋台のような飲食店(?)が各所に出ます。
がっつり回りたいという方は、こういった屋台でサクッと食べても良いかも。

もちろん下界でお弁当を買ってきて、
東峰村の澄んだ空気の中で食べるのもまた一味違っていい。

 

民陶祭の注意点

現金は必ず多めに持って行こう!

カードが使える店もあるにはあるが、まだまだ多くはない。
村の中にATMは無い(あってもゆうちょ?)ので、
現金を多めに持っていくことをおすすめする。

出会った器は出会った時に買うべし!

「重くなるから後で買おう」・・・・・!!!

道の駅小石原

後で回ってきても無いことがほとんど。
民陶祭は戦場。←
その場ですぐ手にとって購入すべし。

後悔先に立たず。

リュックで行こう!

器を買って、帰る頃には手がちぎれそう・・・
なんてこともしばしば。
ぜひしっかりたっぷり入るリュックで行くべし。

 

まとめ

今回は、大まかにポイントをかいつまんで、紹介してみた。
窯の情報や、周り方などは以下の関連記事を参考にしてほしい。

 

 

この本を読んでから東峰村に行くと、
本の世界に飛び込んだような気分になるので、
おすすめです( ´ω` )

私は今年も民陶祭には行けないけど、
皆様が良い器と素敵な出会いをされますよう、祈っています:)


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Profile
すず

1988年1月生まれ。神奈川県横須賀市出身。青森にもルーツ有。
元美容師。海外で美容師として働く夢を叶えるべく、都内短大(英文学)卒業後、都内美容学校へ。都内サロン退職後、2014年に韓国留学。留学終了後、帰国。都内韓国関連会社勤務後、横浜から福岡に移住し、現在は日本国内で韓国関連、日韓交流、観光インバウンドの仕事に携わる。韓国の田舎の姿にハマり、現在は、週末・休暇を利用して、韓国の地方都市の旅をしている。好きな食べ物はスンデ。

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